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SNS時代ならでは? Z世代&若手ロイヤルたちの自由奔放な“やらかし”事件簿

  • 2026.7.27
Getty Images

格式と伝統を誇る世界のロイヤルファミリー。だが、Z世代を中心に、スマホ片手に育ったデジタルネイティブな若手ロイヤルたちにとって、SNSは自己表現の主戦場である。プライベート写真の流出から、タイアップ案件をめぐる宮殿との摩擦、さらには警察沙汰まで。私たちが知る由もなかった「ロイヤルの素顔」を暴き出した、SNS上のスリリングな事件簿を紐解く。

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ギリシャ旧王家:マリア=オリンピア王女の「中指立てポーズ自撮り&投稿削除事件」

ギリシャ旧王家のプリンセスであり、モデルやソーシャライトとして絶大な人気を誇るマリア=オリンピア王女。ファッション界のイット・ガールとして華やかな日常を発信している彼女だが、2018年に投稿した一枚の写真が大炎上を引き起こした。ドレス姿でカメラに向かい、挑発的に中指を立てた自撮り写真をインスタグラムにアップ。「プリンセスとしてあまりに品位を欠く」「王家の名誉を傷つけている」と批判が殺到する事態となった。騒動を受けて写真は間もなく削除されたものの、そのスクショが世界中のメディアやネット上で拡散。ロイヤルとしての品格と、自由奔放なZ世代セレブとしての自己表現の境界線が問われた一幕であった。

Courtesy of Instagram @carolinadebourbon

旧両シチリア王家:マリア・キアラ王女の「デンマーク皇太子との匂わせ密着投稿&一転反論声明

旧両シチリア王家当主の次女であり、Z世代のロイヤル・インフルエンサーとして注目を集めるマリア・キアラ王女。彼女は南仏サン=トロペにて、デンマーク王室のクリスチャン皇太子ら友人グループと過ごした際、姉カロリーナ王女のインスタグラムに投稿された写真の中で皇太子と親密そうに寄り添っていたことから、未来の国王のパートナー候補として「将来のデンマーク王妃か!?」と世界中のゴシップメディアが大騒ぎする事態となった。噂が加熱すると、今度は一転して自身のインスタグラムに「私とクリスチャン皇太子はただの親友。虚偽の噂をやめてプライバシーを尊重して」といった反論文を投稿。この一連の対応に対しては、ロイヤルファンから「格好の話題作り」「セルフプロデュースが過ぎる」などと冷ややかな声が上がることとなった。

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スペイン王室:ヴィクトリア・デ・マリチャラルの「パンデミック中のノーマスクパーティー投稿」

スペイン国王フェリペ6世の姪であり、同国王室初の本格派インフルエンサーとしてファッション誌の表紙やフロントロウを飾るヴィクトリア・デ・マリチャラル。体に複数のタトゥーを刻むなど、その型破りなスタイルから「王室の反逆児」とも称される彼女の最大の炎上劇は、コロナ禍の厳しいロックダウンや行動制限の最中に巻き起こった。マスクも着用せず、夜通し友人たちとパーティーに繰り出す姿や深夜に出歩く様子がSNS上で次々と拡散。「特権階級による傍若無人なルール無視」として国中から猛烈なバッシングを浴びることとなった。

未来の女王であるいとこのレオノール皇太子の品行方正なイメージとの激しい“素行格差”も相まって、現在もその自由奔放すぎる発信が世論を賑わせ続けている。

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オランダ王室:エロイーズ・ファン・オラニエの「TVでの水着姿とSNSでの毅然とした反論」

オランダ国王ウィレム=アレクサンダーの姪であり、SNSで大人気のインフルエンサー、エロイーズ・ファン・オラニエ。単なる“やらかし”というよりは、伝統とZ世代の価値観がぶつかり合った象徴的なエピソードとして知られるのが、2023年5月に放送されたテレビ番組での一幕だ。ロケ中に披露した水着姿に対し、一部の保守的な王室評論家から「王室の品格を損なう」と批判が噴出。しかし彼女はインスタグラムのストーリーズなどを通じ、「自身の身体をどう表現するかは自分が決める」といった趣旨の毅然とした姿勢を示した。

さらに、かつて裏取りのない悪質な妊娠報道が流れた際も、TikTokでお腹を見せつつ「どうやら妊娠したみたい」とロゼワインを掲げて笑い飛ばすなど、ユーモアを武器にフェイクニュースを軽やかに退ける姿はまさにZ世代ならではの感性と言える。

Nigel Waldron / Getty Images

ノルウェー王室:マリウス・ボルグ・ホイビーの「スピード違反&パーティー投稿」

メッテ=マリット皇太子妃の連れ子であるマリウス・ボルグ・ホイビー。彼はSNSを「私生活のひけらかし」に使いすぎ、タブロイド紙の格好の標的となった。インスタグラムで高級外車での危険運転やスピード違反、夜遊びに明け暮れるパーティー生活を匂わせる投稿を連発していた。

なお、後に性的暴行やDVなどの容疑で逮捕・捜査を受ける事態へと発展した際、彼の一連の過激なSNS投稿は、その荒れた素行や生活態度を物語るものとして世界中のメディアで大きく取り上げられることとなり、自身のアカウント(@marius_borg)も非公開になっている。

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英国王室:ユージェニー王女の「バッキンガム宮殿・非公開エリア無断投稿」

個人用のSNSアカウントを所有する数少ない英国ロイヤルの主要メンバーであり、普段は慈善活動や家族の貴重な思い出写真を投稿しているユージェニー王女。しかし2018年6月に、王室のセキュリティルールをうっかり破ってしまうという事件があった。バッキンガム宮殿の「一般公開禁止区域」である廊下に佇む父アンドルー元王子の写真を投稿したことで、エリザベス女王から直々に叱責を受ける事態となったのだ。

後に王女自身も2018年のヴォーグ誌のインタビューで「非公開エリアで撮った父の写真を投稿して問題になっちゃった」と率直に明かしている。さらに興味深いのは、2019年にアンドルー元王子がジェフリー・エプスタインとの関係を巡り公務から身を引いた後も、この写真は削除されることなく、現在も王女のアカウントに掲載されたまま残されている点である。

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英国王室:アーサー・チャットの「半裸Calvin Klein自撮り」

エリザベス女王の妹マーガレット王女の孫であるアーサー・チャット。彼が18歳のころ、デイリー・メール紙をはじめとする大手メディアが彼のアカウントを発見したことで、その存在はネット上を一気に駆け巡ることとなった。カメラを見つめつつ、カルバン・クラインの下着と鍛え抜かれた肉体美を露わにした鏡越しの自撮り写真は、瞬く間に大バズりする事態に。

伝統ある英国王室メンバーによる前代未聞の過激な肌見せは「ロイヤルファンを大騒然とさせたスキャンダル」として大々的に報じられ、注目されすぎたためか、のちにアカウント自体が削除・閉鎖へと追い込まれることとなった。このアカウントはファンページである。

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ブルネイ王室:マティーン王子の「ペットのトラ抱っこ&超絶ラグジュアリー自慢」

ブルネイ国王の息子であり、インスタグラムで300万人以上のフォロワーを誇るマティーン王子。かつての王子は、自らを「トラの父」と呼び、自宅でペットとして飼育しているホワイトタイガーやヒョウの赤ちゃんを抱く写真を次々とアップ。さらに、F/A-18戦闘機のコックピットでの自撮りや超高級外車、プライベートジェットでの贅沢な暮らしをこれでもかと投稿していた。これが「絶滅危惧種のエキゾチックペット化や取引を助長している」「特権階級の富の自慢が度を越している」と、国際的な動物愛護団体やネット上で大きな物議を醸していた。

なお、2024年1月にアニシャ妃と結婚し第一子が誕生した現在は、かつての派手な独身貴族風の投稿から一転、穏やかなファミリーライフを覗かせる投稿へとシフトしている。

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旧両シチリア王家:カロリーナ&キアラ王女姉妹の「超絶バブリー生活&肩書きビジネス」

デンマークのクリスチャン皇太子とのロマンス報道で話題を集めたキアラ王女。しかし、彼女と姉カロリーナがSNSで見せる華やかすぎる日常も、連日のように注目の的となっている。

19世紀に君主制が廃止された旧両シチリア王家の末裔である彼女たちは、インスタグラムやTikTokでプリンセスとしての肩書きを前面に出し、豪華絢爛なクチュールドレスやスーパーカー、プライベートジェットでのバブリーなセレブ生活を投稿。しかし、現在は存在しない王家のタイトルをインフルエンサービジネスやPR活動にフル活用する姿勢に対しては、「王家の肩書きの切り売り」「富のひけらかしが過ぎる」と、メディアやロイヤルウォッチャーの間で冷ややかな視線も注がれている。

Jared Siskin / Getty Images

ギリシャ旧王家:アキレアス=アンドレアス王子の「チャラすぎる動画投稿」

「Achi Miller(アキ・ミラー)」の名で俳優としてもハリウッドデビューを果たしている、ギリシャ元王室のアキレアス=アンドレアス王子。モデル顔負けの甘いルックスを持つ彼だが、SNSで見せる姿があまりにも「チャラすぎる」として話題を呼んできた。流行の音源に口パクで合わせるキザな動画をはじめ、ヴァカンス先で胸元を肌蹴けさせたショットや、友人たちとパーティーで浮かれるZ世代全開の日常をストーリーズ等で次々と投稿。それらの写真や動画がSNS上で拡散され、ロイヤルウォッチャーらからは「プリンスとしての品位に欠ける」「セレブ気取り」と冷ややかな声が上がっている。一方で、若い世代からは熱狂的な支持を集めるという奇妙な現象を引き起こしている。

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ノルウェー王室:リア・ベーンの「コスメPRでのステマ疑惑」

ノルウェーのマッタ=ルイーセ王女の次女であり、人気ビューティー系インフルエンサーとして活躍するリア・イサドラ・ベーン。10代半ばから本格的な活動を始め、Z世代のカリスマとして注目を集める彼女だが、2021年から2022年頃にかけてコスメや美容商品のPR投稿における「ステマ(ステルスマーケティング)疑惑」で物議を醸した。商品提供を受けたコスメの紹介やPRイベントの投稿において、ノルウェーの法律で義務付けられている「Reklame(広告)」等の表記を怠ったり、見えにくい位置に隠したりしたことで、消費者庁や現地メディアから厳しく指摘される事態となったのだ。

堂々と有料タイアップを掲げる他のロイヤルとは異なり、広告であることを隠して商品を紹介した疑いが持たれたことで、インフルエンサーとしての信頼性とモラルが問われることとなった。

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英国王室:レディ・アメリア・ウィンザーの「“ロイヤル・インフルエンサー”を巡る有料タイアップ論争」

「英国王室で最も美しいロイヤル」と称され、プロのモデルとして活動するレディ・アメリア・ウィンザー。彼女のインスタグラムを開くと、「ミキモト」や「シャネル」といったハイブランドとの「有料タイアップ」を明記した華やかな投稿がずらりと並ぶ。2018年頃、彼女がモデル事務所と契約しSNSでの案件投稿を本格化させると、欧米メディアはこぞって「英国王室初のロイヤル・インフルエンサー」と命名。「ロイヤルとしての知名度や血筋をビジネスに変えてよいのか」という議論が巻き起こった。

この有料タイアップに関しては、いわゆる“やらかし”ではなく正当なキャリアと言えるのかもしれないが、「公務を行わない非ワーキングロイヤルとしての自立」と「ロイヤルの商業化」という、現代ロイヤルとSNSビジネスの境界線を象徴するトピックとなっている。

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