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いじめの加害者と被害者が高校で再会!「逃がさない…」元いじめられっ子による“復讐しない復讐”が始まる!!【作者に聞く】

  • 2026.7.27
過去のいじめをなかったことには絶対しない! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
過去のいじめをなかったことには絶対しない! 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

短編ホラーで知られる三ノ輪ブン子さん(@minowabunko)は、「貧女ハウスへようこそ」や「実録怪談 本当にあった怪奇村/新犬鳴トンネル」などで注目を集めてきた。そんな三ノ輪さんが、“いじめ”をテーマに「よくある復讐とは違う物語を描きたい」と考えて生み出した作品が『メッ子とラレッ子』である。加害者と被害者、それぞれの心の傷を描いた心理ドラマについて話を聞いた。

再会から始まる復讐劇

第1話_001_R1200 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
第1話_001_R1200 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
第1話_002_R1200 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
第1話_002_R1200 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
いじめっ子だった瑞樹が気を遣いながら「下の名前で呼んでいい?」と聞く。戸惑いつつもOKするすみれ 三ノ輪ブン子(@minowabunko)
いじめっ子だった瑞樹が気を遣いながら「下の名前で呼んでいい?」と聞く。戸惑いつつもOKするすみれ 三ノ輪ブン子(@minowabunko)

主人公・綿貫すみれは、中学時代に四方山瑞樹らクラスメイトからいじめを受けていた。しかし暴力や露骨な暴言はなく、加害者側は「いじめをしている」という自覚を持っていなかった。ある日、電車へ飛び込もうとするすみれを瑞樹が目撃し、「大丈夫?」と声を掛けるが、すみれの瞳には「殺したいほどおまえが憎い」という強い感情が宿っていた。その翌日から、すみれは学校へ姿を見せなくなる。

高校入学後、離れて暮らすはずだった2人は思いがけず再会する。同じ中学から進学したのは2人だけ。動揺したのは被害者のすみれではなく、かつての加害者・瑞樹だった。祖母から「復讐するチャンスじゃない」と背中を押されたすみれは、自分なりの方法で瑞樹と向き合う決意を固める。

復讐ではなく向き合う物語

三ノ輪さんは、「いわゆる復讐以外の方法でいじめを乗り越える作品を描いてみようと描き始めました」と制作のきっかけを語る。「現実にはかなり難しいことだと思うので、リアリティがなくならないように気を付けています」と話し、「謝って償いたいと思っている瑞樹と、瑞樹を許さないためにそれを阻むすみれ、それでも2人が少しずつ距離を縮めていく様子を見ていろいろ感じてもらえたらうれしいです」と作品への思いを明かした。

■取材協力:三ノ輪ブン子(@minowabunko)

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