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【上野】東京国立博物館 弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」

  • 2026.7.31

空海と真言密教の名宝が一堂に!真言宗各派の秘仏公開!

東京国立博物館 平成館 特別展示室で開催中の弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」[2026年7月14日(火)~ 2026年9月6日(日)]を見て来ました。

弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)は、四国・讃岐に生まれ遣唐使と共に留学僧として中国・唐の都長安(ちょうあん)へ渡り、青龍寺の恵果阿闍梨(けいかあじゃり)から真言密教(しんごんみっきょう)の正統な継承者として法灯を受け継ぎ帰国、教王護国寺[東寺](きょうおうごこくじ とうじ)を拠点に真言密教を広め、鎮護国家と衆生救済を進めました。
後に高野山金剛峯寺(こうやさんこんごうぶじ)を開き、弟子を育て、日本の仏教界に大きな影響を与えたスーパースターです。

本展は、真言宗各派総大本山会(各山会)所属の十八本山関連寺院による空海と真言密教の名宝が一堂に会する展覧会です。
真言宗各派の秘仏も公開!見逃せないまたとない機会です。

東京国立博物館 平成館

空海ゆかりの宝物、秘仏《弘法大師坐像》

本展の構成は、「第一章 空海と真言密教」、「第二章 後七日御修法(ごしちにちみしほ)の世界」、「第三章 真言宗各派の名宝」、「第四章 真言宗各派の彫刻と秘仏」の四章となっています。

第一章では、空海ゆかりの宝物が、第二章では、今も続く真言宗で最も重要な法会「後七日御修法」に関わる寺宝や関連映像が紹介されていました。

第三章では各派寺院に受け継がれたゆかりの名宝を第四章では各派寺院秘仏に出会うことが出来ました。 弘法大師空海の灯した法灯1200年間伝え続けた各派寺院空海への尊崇と敬愛の念真言密教の至宝に込められた信仰と祈りの美を感じさせる展示です。

東京国立博物館 平成館

特別公開!秘仏《弘法大師坐像》

「第一章 空海と真言密教」から展示会場に入ると、特別公開の金剛峯寺本坊持仏間の秘仏とされるご本尊《弘法大師坐像(こうぼうだいしざぞう)》(1軀 木造、彩色、玉眼 江戸時代 17世紀 和歌山・金剛峯寺蔵)が厳かに座していました。涼やかな眼差しと面貌に思わず身が引き締まります。

空海が中国から持ち帰った国宝《金銅錫杖頭(こんどうしゃくじょうとう)》(1柄 銅製 鋳造 鍍金 中国・唐時代 8世紀 香川・善通寺蔵)も必見です。

祈りの美が込められた秘仏、重要文化財《愛染明王坐像》、国宝《五智如来坐像》

「第四章 真言宗各派の彫刻と秘仏」では、真言宗各派ごとに受け継がれて来た秘仏が特別公開されていました。

重要文化財《愛染明王坐像(あいぜんみょうおうざぞう)》

甲斐源氏ゆかりの平安時代の仏像、重要文化財《愛染明王坐像》

一面三目六臂(いちめんさんもくろっぴ)で、に向かい弓をつがえる姿「天弓愛染明王」と称されているそうです。
「衆星の光」を射るようだ、と説く『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』というお経に忠実に再現した姿形だそうです。
『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』高野山金剛峯寺の名前の由来となったお経だそうです。

正面を向いて見開かれた三つの目は、矢を射る天の方向を見ていませんが、心の目で遥か彼方のを見ているのでしょうか。

重要文化財 愛染明王坐像 1軀 木造、彩色 平安時代 12世紀 山梨・放光寺蔵※本作品は撮影可能です。(フラッシュ、三脚、自撮り棒、動画、占有は禁止)
重要文化財 愛染明王坐像 1軀 木造、彩色 平安時代 12世紀 山梨・放光寺蔵※本作品は撮影可能です。(フラッシュ、三脚、自撮り棒、動画、占有は禁止)
国宝《五智如来坐像(ごちにょらいざぞう)》

国宝《五智如来坐像》大日如来(だいにちにょらい)を中心に阿閦・宝生・阿弥陀・不空成就如来(あしゅく・ほうしょう・あみだ・ふくうじょうじゅにょらい)が配された金剛界五仏で曼荼羅を立体化してあらわしています。大日如来が象徴する五種の智慧を象徴五智如来とも称されます。

大日如来丸く頬が張り、目は切れ長で、スリムな肉付き大らかな衣文線、しっかりと組んだ印相金剛界五仏の中心としての存在感を感じさせます。
平安時代9世紀、山科(現:京都市山科区)の安祥寺(あんしょうじ)創建時に遡る初期密教彫刻の傑作とされる仏像です。

国宝 五智如来坐像 5軀 木造、漆箔 平安時代 9世紀 京都・安祥寺蔵※本作品は撮影可能です。(フラッシュ、三脚、自撮り棒、動画、占有は禁止)
国宝 五智如来坐像 5軀 木造、漆箔 平安時代 9世紀 京都・安祥寺蔵※本作品は撮影可能です。(フラッシュ、三脚、自撮り棒、動画、占有は禁止)

特別展「空海と真言の名宝」とあわせて観覧、古代からの壮大な日本の歴史体験も

平成館1階企画展示室では特別企画「ビフォー縄文 旧石器時代発見80周年」(2026年6月16日(火) ~ 2026年8月23日(日))が開催中です。
同じく1階の考古展示室では、旧石器時代から縄文・弥生時代、古墳時代を経て飛鳥奈良時代以降、日本に仏教が伝来し広まったことを示す瓦経や、経筒などの発掘資料も展示されています。
特別展「空海と真言の名宝」とあわせて観覧すると、古代からの日本の歴史を辿る壮大な観覧体験も出来て、夏休みの自由研究にもおススメです。

東京国立博物館 平成館で開催中の弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」は9月6日(日)までです。
弘法大師空海と真言密教の至宝が一堂に会する展覧会です。
是非お出かけください。

東京国立博物館 平成館

特別展「空海と真言の名宝」オリジナルグッズ

特別展「空海と真言の名宝」オリジナルグッズは、マスキングテープ 毘沙門天立像(880円)、大和茶 空(756円)、アイシングクッキー 一字一仏法華経序品(1‚080円)、ポストカード(198円)を購入。

ポストカードは、快慶作重要文化財《不動明王坐像》(快慶作 1軀 木造、彩色・截金、玉眼 鎌倉時代 建仁3年(1203) 京都・醍醐寺蔵)。「第四章 真言宗各派の彫刻と秘仏」で並んで展示されていた重要文化財《金剛薩埵坐像》(快慶作 1軀 木造、漆箔 鎌倉時代 13世紀 京都・隨心院蔵)と共に快慶の傑作です。

アイシングクッキー 一字一仏法華経序品は、1つ1つに「仏」「縁」などのお経の文字入り。なんともありがたい感じがして、大和茶 空といただくとお寺にお参りした気分に⁈

特別展「空海と真言の名宝」オリジナルグッズ

〇東京国立博物館 
URL:https://www.tnm.jp/
住 所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセス:JR 上野駅公園口・鶯谷駅南口から徒歩10分、東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分
お問合せ:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
開館時間:9:30~17:00 ※東博コレクション展(平常展)は毎週金・土曜日、および翌月曜日が祝・休日の場合の日曜日は夜20:00まで ※入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(祝・休日の場合は開館し、翌平日に休館)
観 覧 料(東博コレクション展(平常展)):一般 1,000 円/大学生 500 円
※特別展は別料金 黒田記念館は無料
※東博コレクション展(平常展)は、事前予約不要 入館方法の詳細は東京国立博物館ウェブサイトをご確認ください
※高校生以下、および満18歳未満と満70 歳以上の方は東博コレクション展(平常展)は無料(入館の際に年齢のわかるものの提示要)
※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などの提示要)
※開館日・開館時間・展示作品・展示期間等、今後の諸事情により変更される場合あり
最新情報は、公式ウェブサイト等でご確認ください

〇弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」 
会期:2026年7月14日(火)~ 2026年9月6日(日)※会期中展示替えがあります。
※前期:7月14日(火)~8月9日(日)
※後期:8月11日(火・祝)~9月6日(日)
※四期:① 7月14日(火)~7月26日(日)、② 7月28日(火)~8月9日(日)、③ 8月11日(火・祝)~8月23日(日)、 ④ 8月25日(火)~9月6日(日)
会場:東京国立博物館 平成館 特別展示室
休館日:月曜日 ※ただし8月31日(月)は開館
※8月31日(月)は、本展のみ開館(東博コレクション展は休館)
※8月10日(月)は、本展は休館(東博コレクション展のみ開館)
観覧料:本展は事前予約不要です。
一般 2,300円、大学生 1,300円、高校生 900円
※中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に学生証、障がい者手帳等の提示が必要です)
※混雑時は入場待ちの場合があります
※最新の券売情報の詳細は展覧会公式ウェブサイトをご確認ください
※本展は撮影可能エリア以外は展示室内は撮影禁止です
※画像の無断転載・転用は禁止です

〇特別展特設ミュージアムショップ 
営業時間:特別展の開館時間に準ずる

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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