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【上野】東京国立博物館 「博物館でお花見を」&リニューアルオープン「デジタル法隆寺宝物館」

  • 2026.3.28

春の恒例企画「博物館でお花見を」桜のモチーフの日本美術を探して

東京国立博物館 本館で春の恒例企画「博物館でお花見を」[2026年3月10日(火)~ 4月5日(日)]が始まりました。 早速、博物館でお花見に出かけてみました。 本館展示室では、春の季節に相応しい桜を題材とした日本美術の名品に出会うことが出来ました。 東博の庭園でも約10種類の桜が池の周りで次々と開花を迎えます。本展の桜を題材とした日本美術とあわせて桜の季節を楽しめます。

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出典:リビング東京Web

《花下遊楽図屏風(復元複製)》 高精細複製品 2018年 和紙に印刷 (原本 国宝《花下遊楽図屏風》 狩野長信筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵)[/caption]

同日リニューアルオープン!法隆寺宝物館「デジタル法隆寺宝物館」

法隆寺宝物館の「デジタル法隆寺宝物館」も同日にリニューアルオープン。 法隆寺宝物館の中2階の体験型展示スペースに新しく導入されたデジタルコンテンツにより、法隆寺献納宝物の魅力をよりインタラクティブ(双方向的)に楽しめる展示へと進化しました。

桜マークの日本美術を探してめぐる博物館のお花見

本館の各展示室にあるキャプションには桜マークの付いた該当作品があり、それを探しながら展示室内をめぐるお花見を楽しみます。

桜を描いた日本絵画

本館1階「近代の美術」では《嵐山春景(あらしやましゅんけい)》が全山満開の桜で包まれた嵐山の風景に出会いました。 はんなりと桜の香りが感じられるような色合いです。

左は、貴族の花見と雪見の宴が古典的なやまと絵風に描かれた《花宴雪見図(はなのえんゆきみず)》など近代の日本絵画に描かれた桜の風景にその場所にお花見に出かけたような気分を味わえました、。

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出典:リビング東京Web

右から、《嵐山春景》 塩川文麟筆 明治6年(1873) 塩川文麟氏寄贈 展示:3月10日(火)~4月19日(日)、《花宴雪見図》 守住貫魚筆 明治時代・19世紀 絹本着色 展示:3月10日(火)~4月19日(日) すべて東京国立博物館蔵[/caption]

桜のモチーフを陶磁にうつす

本館1階「陶磁」では《色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)》や《色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずさら)》など桜をモチーフにした陶磁器が展示されていました。 鉢や皿に描かれた桜は、立体の形をした器に桜の風景をうつして閉じ込めたようです。

《色絵桜樹図透鉢》は口縁近くの複数の透表現と、器の外と内にも描かれた桜が器全体に桜吹雪の舞う春の野の風景をイメージさせます。

皿の口縁に添って屈曲させた幹や枝に満開の桜が見込みを覆うように描かれた鍋島《色絵桜樹図皿》。 桜花が鮮やかなのは、染付で骨描きして赤花と呼ばれる赤絵具で一枚一枚花びらを丁寧に描いているからだそうです。

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出典:リビング東京Web

《色絵桜樹図透鉢》 仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀 東京国立博物館蔵 展示:3月10日(火)~5月31日(日)[/caption]

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出典:リビング東京Web

《色絵桜樹図皿》 江戸時代・18世紀 鍋島 東京国立博物館蔵 展示:3月10日(火)~5月31日(日)[/caption]

東博ぬりえ「色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずさら)」

本館 特別4室の東博ぬりえのコーナーでは展示作品《色絵桜樹図皿》(東京国立博物館蔵)をもとにしたカードにぬりえが出来ます。見本もあり、色鉛筆も用意されていますので気軽に楽しめました。

日時:3月10日(火)~4月19日(日)9: 30~17: 00(夜間開館時は20:00まで) ※会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了。

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出典:リビング東京Web

東博ぬりえ「色絵桜樹図皿」※展示作品とは違う色で自由に着色しています。[/caption]

リニューアルオープン「デジタル法隆寺宝物館」さわって楽しむ鑑賞体験

法隆寺宝物館の体験型展示スペース「デジタル法隆寺宝物館」が3月10日(火)にリニューアルオープン。 法隆寺宝物館の中2階にある体験展示スペースには3つのコーナーがあり、新しく進化したデジタルコンテンツの鑑賞体験をして来ました。

デジタルウォール〈さわって楽しむ「法隆寺のたからもの」〉では、画面をタッチすると法隆寺献納宝物の画像が表れます。

画面上の球体に包まれながら流れ落ちて来る宝物のうち、くるくる回転している画像を選ぶと自由に拡大、転回が出来ます。通常は展示室で見るだけの文化財の形や色、質感が眼前まで迫るインパクトのある鑑賞体験を味わうことが出来ました。4枚のデジタルウォールの間には宝物をモチーフにした壁面レリーフがあり、自由に触れて宝物の形を確かめられるようになっています。

大きな本の形をしたデジタルブック〈めくってみよう「御宝物図絵(ごほうもつずえ)」〉では手を触れると宝物の図絵が大きく拡大されます。ページをめくると別の宝物が表れますので、本を読むように楽しむことが出来ます。東京国立博物館初のブック型デジタルコンテンツです。

会場にはリニューアル前から展示されていた復元模造「伎楽面」「伎楽装束」も引き続き展示されていました。 1階展示室にある伎楽面の原品も見ることが出来ますのでこちらもおススメです。伎楽面は作品保護のため毎週金曜日と土曜日限定公開ですが通年展示しています。

大人から子供まで、そして日英中韓4つの言語に対応した、どなたでも楽しめるインタラクティブ型デジタルコンテンツです。

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出典:リビング東京Web

「デジタル法隆寺宝物館」デジタルウォール〈さわって楽しむ「法隆寺のたからもの」〉 東京国立博物館 法隆寺宝物館[/caption]

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出典:リビング東京Web

「デジタル法隆寺宝物館」デジタルブック〈めくってみよう「御宝物図絵」〉 東京国立博物館 法隆寺宝物館[/caption]

桜の日本美術の名品と春の庭園で博物館でお花見を楽しむ

「博物館でお花見を」にあわせて「桜イベント」も開催されています。 本館1階ラウンジには「花見で一句」コーナーが設置されていました。庭園の桜や、桜をモチーフにした作品で一句詠んでみてはいかがでしょう。 ※イベントの最新情報は東京国立博物館のウェブページでご確認ください。

東京国立博物館 本館で開催中の「博物館でお花見を」は4月5日(日)までです。 本館の観覧を終えて博物館正門を出て右に行くと黒田記念館(無料)があり、4月5日(日)まで特別室が開室されていますのでお時間のある場合はこちらもおススメです。 途中にある黒門[重要文化財(旧因州池田屋敷表門)]は、傍に咲く桜とのコントラストが風情がありお花見ポイントの1つです。 上野の桜も美しい季節を迎えます。「博物館でお花見を」へ是非お出かけください。

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出典:リビング東京Web

東京国立博物館 庭園入口[/caption]

ミュージアムグッズ

東京国立博物館のオリジナルミュージアムグッズは2点、円山応挙筆《朝顔狗子図杉戸(部分)》のふせんセット(475円)、キャラクター歯ブラシ/キャップ付(440円)を購入。 また桜の季節に合わせたグッズとして桜の柄の手拭い(1‚430円)も購入。

ふせんの絵柄は円山応挙のほっこりかわいい仔犬です。キャラクター歯ブラシは柄の部分に《金魚づくし_玉や玉や(部分)》のマンガのキャラクターのような金魚が描かれています。

※価格は全て税込みです。記載のないものは東京国立博物館蔵です。在庫はご確認ください。

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出典:リビング東京Web

※東京国立博物館オリジナルミュージアムグッズはふせんセットとキャラクター歯ブラシです。[/caption]

〇東京国立博物館 URL:https://www.tnm.jp/ 住 所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 アクセス:JR 上野駅公園口・鶯谷駅南口から徒歩10分、東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分 お問合せ:050-5541-8600 (ハローダイヤル) 開館時間:9:30~17:00 ※東博コレクション展(平常展)は毎週金・土曜日、および翌月曜日が祝・休日の場合の日曜日は夜20:00まで ※入館は閉館の30分前まで 休 館 日:月曜日[祝・休日の場合は開館し、翌平日に休館、ただし3月30日(月)は開館] 観 覧 料[東博コレクション展(平常展)]:一般 1,000 円/大学生 500 円 ※特別展は別料金 ※黒田記念館は無料[特別室開室日:2026年3月24日(火)~2026年4月5日(日)] ※東博コレクション展(平常展)は、事前予約不要 入館方法の詳細は東京国立博物館ウェブサイトをご確認ください ※高校生以下、および満18歳未満と満70 歳以上の方は東博コレクション展(平常展)は無料(年齢のわかるもの要提示) ※障がい者とその介護者1名は無料(障がい者手帳など要提示) ※開館日・開館時間・展示作品・展示期間等、今後の諸事情により変更される場合あり 最新情報は、東京国立博物館ウェブサイト等でご確認ください

〇博物館でお花見を 開館日・開館時間は東博コレクション展(平常展)と同じ 会期:2026年3月10日(火) ~ 2026年4月5日(日) 会場:東京国立博物館 本館1階、2階(本館展示室は一部休室があります) 観覧料:東博コレクション展(平常展)の料金もしくは開催中の特別展観覧料で観覧当日に限り観覧可能

○法隆寺宝物館「デジタル法隆寺宝物館」 開館日・開館時間は東博コレクション展(平常展)と同じ 観覧料:東博コレクション展(平常展)の料金もしくは開催中の特別展観覧料で観覧当日に限り観覧可能 ※伎楽面は作品保護のため毎週金曜日と土曜日限定公開ですが通年展示しています。

○庭園 開放時間: 9:30~17:00 ※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリア制限の場合あり ※茶室内には入れません

〇ミュージアムショップ 営業時間:博物館の開館時間に準ずる TEL:03-3822-0088

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