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愛すべき個人商店でテイクアウトを。買ってすぐに食べたい逸品3選

  • 2026.10.5

東京という街とそこに息づくもの、こと、場所を愛してやまない人たちがいる。飲食をはじめカルチャーやエンタメ、さらに建築や公共物に都市の風景まで、マニアが極私的に案内する東京偏愛スポット。今回は、フードディレクター・KAORUさんに話を聞いた。

text: KAORU / edit: Mo-Green

西荻〈ブルク〉サンドイッチ、吉祥寺〈いせや公園店〉シュウマイ、松庵〈越後鶴屋〉イチゴ大福
BRUTUS

買ってすぐに食べたい個人商店のあの逸品

個人商店で食べ物や食材を買うのが好きだ。お店の温もりが宿った逸品は買ったらすぐに頬張りたい。〈ブルク〉のミックスサンドは、ふわふわの食パンと子供っぽすぎない卵サラダ、あっさりめのポテサラのコンビが幼い頃と変わらぬ平和をくれる。

〈いせや〉のシュウマイは井の頭公園でベンチに座って食べるのが良い。ジューシーなシュウマイに、からしをつけると旨っ。〈越後鶴屋〉のイチゴ大福は初めて食べたその日から、私の中で20年以上イチゴ大福1位の座をキープしている。

西荻〈ブルク〉サンドイッチ
ブルク  1951年創業の惣菜パン屋。地元民に愛され続け、店内はノスタルジックな雰囲気。クリームパン、焼きそばパン、サンドイッチなど素朴で温かみを感じる、昭和の町のパン屋さんらしいラインナップで商品の数々が並ぶ。卵とポテサラのミックスサンドは後世に残ってほしい名品だ。住所:杉並区西荻北4-33-10
吉祥寺〈いせや公園店〉シュウマイ
いせや公園店  1960年開店のいせや公園店。あたりにもくもくと香ばしい煙を漂わせる吉祥寺を代表する老舗焼き鳥屋だが、ここの隠れた逸品はシュウマイだ。大きめサイズで肉々しくジューシー。くどくない味とクオリティに持っていけるのは、精肉卸業を営んできたお店ならでは。住所:武蔵野市吉祥寺南町1-15-8
松庵〈越後鶴屋〉イチゴ大福
越後鶴屋  1985年創業のお餅屋。大福、みたらし団子などを無添加、つきたて、出来たてにこだわって提供している。創業以来のロングセラー、イチゴ大福は1日300個限定で注文が入ってから作っている。小さな店内では出来たての餅が職人の手で大福になっていく様子を見られるのも楽しい。住所:杉並区松庵3-38-20

profile

KAORU(フードディレクター)

かおる/〈Dress the Food〉主宰。広告や雑誌、CMなどのフードディレクションで幅広く活躍する。フードアート本『shichimi magazine』編集長。

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