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ブラッド・ピット新作3本始動 主演2作と最新映画に注目

  • 2026.7.22

62歳のブラッド・ピットの新作が、この秋から立て続けに公開される。9月には主演のサバイバル映画が全米公開され、11月には、アカデミー賞助演男優賞を獲得した役を再演する新作がIMAXで公開される。さらにプロデューサーとして、「世界でもっとも危険なバイクレース」とも呼ばれるマン島TTの撮影現場も訪れていた。(フロントロウ編集部)

9月25日、愛犬とアラスカの大自然に挑む

まず控えているのが、『ハート・オブ・ビースト』だ。ブラッド・ピットが演じるのは、退役した陸軍特殊部隊員のジェームズ・ベルモント。小型機がアラスカの奥地に墜落し、同乗していた元軍用犬オーディンとともに、生還を目指すことになる。2人は、狼の群れや過酷な自然環境に立ち向かうことになる。

相棒のオーディンは、任務中に脚と歯を失った、傷を抱える元軍用犬として描かれる。傷を抱える人間と犬の絆が、過酷なサバイバルを通じて描かれる。ピット演じるジェームズは予告編で、「大事なのは闘う犬の大きさではなく、その犬の中にある闘志の大きさだ」と語っている。

11月25日から2週間限定、IMAXで『クリフ・ブースの冒険』

その2カ月後には、作風の異なる新作が公開される。ピットが自身初の演技部門でのアカデミー賞となる助演男優賞を獲得した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のスタントマン、クリフ・ブースを再び演じる『クリフ・ブースの冒険』だ。

舞台は1977年のハリウッド。前作から約8年後のクリフ・ブースを描く。脚本はクエンティン・タランティーノ、監督はデヴィッド・フィンチャー。ピットにとってフィンチャーは『セブン』『ファイト・クラブ』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を共にした相手で、共演にはエリザベス・デビッキ、カーラ・グギノ、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世らが名を連ねる。ピット自身もプロデューサーを務めている。

今回はタランティーノが脚本を手がけ、フィンチャーが監督を務める。

プロデューサーとして、マン島の撮影現場へ

主演2本の間にも、ピットは動いている。6月上旬、彼の姿があったのはアイリッシュ海に浮かぶマン島だった。

米Varietyによると、ピットの製作会社プランBが手がけるAmazon MGM Studiosの映画『Isle of Man(原題)』が、実際のマン島TTレースの開催期間に合わせて撮影を開始し、ピットはその現場を訪れていた。主演はチャニング・テイタムとイヴ・ヒューソンで、監督はリード・キャロリンが務める。共演にキーラン・ハインズらが名を連ね、脚本には『フォードvsフェラーリ』のジェイソン・ケラーが加わっている。

マン島TTは、英国本土の公道に厳しい速度制限が設けられていたことなどを背景に、1907年に始まったオートバイレースだ。現在のマウンテンコースは1周約37.7マイル(約60.7km)で、平均速度が時速130マイル(約209km)を超えることもある。1907年の大会創設以降、マン島TTのマウンテンコースでは、練習走行や関連レースを含め270人を超える競技者が命を落としている、「世界一危険なレース」と呼ばれてきた。また、同じ製作陣によるマン島TTのドキュメンタリーシリーズ『The Greatest Race on Earth』も進められている。

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