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【「なす」は油が旨くする④】アツアツオイルをかける音も馳走。「蒸しなすのオイルがけ」

  • 2026.7.21

初夏から秋までの長い間、食卓を彩ってくれるありがたい野菜、なす。中華のベテラン、六本木の店「KOBAYASHI」で腕をふるう小林武志さんの4レシピはいずれも、たっぷりの“油使い”が決め手です。誌面掲載の4レシピに、特別編の1レシピを加えて全5レシピを、順にお届けします。この夏、未体験の“なす料理”をぜひ食卓に! 第4回は、さっぱり蒸したなすに油をかける、インパクトある「蒸しなすのオイルがけ」です。

【「なす」は油が旨くする④】アツアツオイルをかける音も馳走。「蒸しなすのオイルがけ」

■ふんわり蒸したなすに、熱い油をジュッとかけて。演出効果も満点みじんに切った生姜のソースで軽やかに

中国料理には、蒸し魚に熱した油と「魚汁(ユイチャップ)」と呼ばれるソースをかける「清蒸魚(チンジョンユイ)」という定番料理がある。それをなすに応用したのがこの一品。
あっさりした蒸しなすにアツアツの油、そしてコクのあるソースをかければ、ねぎや唐辛子の香りも立って色も冴え、食欲をそそる。


◇材料 (2人分)

なす:中3本
万能ねぎ:1本
生の赤唐辛子:少々(なければ鷹の爪でも)
★ ソース:
・ チキンスープ:100ml
・ 醤油:大さじ1と1/3
・ 中国たまり醤油:大さじ1
・ ナンプラー:大さじ1
・ 砂糖:小さじ1/2
ピーナッツ油:大さじ1(サラダ油でも)


※中国たまり醤油がなければ、日本のたまり醤油でもOK。両方なければその分、醤油を足す。
※余ったソースは、蒸した魚やタコに使っても美味。その場合、熱い油をかける工程も同様に行なう。

(1)材料を切る
なすはヘタとお尻の部分を落とし、縦に6等分にする。万能ねぎは斜め薄切りに。生の赤唐辛子は半分に切って種を取り、細くスライスする。

材料を切る
材料を切る

(2)ソースをつくる
小さいボウルにソースの材料を混ぜておく。

ソースをつくる
ソースをつくる

(3)なすを蒸す
ザルになすを放射状に並べ、十分に蒸気の上がった蒸し器で、完全に火が通るまで4~6分蒸す。

なすを蒸す
なすを蒸す

(4)アツアツの油をかける
器に蒸したなすを盛って、万能ねぎと赤唐辛子をのせる。ピーナッツ油を小鍋で煙が出るくらいまで熱し、上からジュッとかける。2のソース適量を全体にかけて完成。

アツアツの油をかける
アツアツの油をかける

――教える人

「小林武志さん 「KOBAYASHI」シェフ」

1967年愛知県生まれ。辻調理師専門学校卒業後、同校で8年間講師を務める。吉祥寺「知味 竹爐山房」や際コーポレーションなどを経て、2005年「御田町 桃の木」開店。現在は、六本木「KOBAYASHI」にて中国料理の知識や技術を生かした独自の料理を展開。


文:里見美香 撮影:伊藤菜々子

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