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初めてのクルーズにもおすすめ。注目のリバークルーズ5選

  • 2026.7.17
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世界的なクルーズ会社であるセレブリティクルーズの大規模な参入で、さらなる盛り上がりを見せるリバークルーズ。大都市も田園も文化遺産も、一度に巡ることができる見応えと身軽さで人気です。今回は、注目のリバークルーズを5つご紹介します。

1.【セレブリティ・リバークルーズ】クルーズの新時代を切り開くために、リバーへも進出

ブダペスト市内のドナウ川、ハンガリーの国会議事堂を背景に。 (C) Celebrity River Cruises

今年で創業37年を迎え、日本発着のツアーも定期的に催しているセレブリティクルーズ。来年も3月から10月にかけ、日本の海への来航が予定されている国際的なクルーズブランドです。同社は「セレブリティ・リバークルーズ」を立ち上げ、ヨーロッパの有名な河川を舞台に歴史的な都市を巡るプレミアムな船旅を、2027年より提供します。

船内には8つのレストランとバーが。 (C) Celebrity River Cruises

リバークルーズへの参入に伴い、新たに10隻の新造船を発注。セレブリティクルーズが誇る「エッジシリーズ」客船で実現された高いデザイン性や洗練されたスタイルをリバークルーズへも反映させます。地元の食文化をふんだんに取り入れたメニュー、特別な寄港地体験、全方位360度の絶景を堪能できる船内設計など、同社ならではのホスピタリティとユニークな旅程を組み合わせることで、旅の美しさを最大限に引き出します。初年度はまず2隻体制でドナウ川とライン川を航行。「The Celebrity Way(セレブリティ流)」の、忘れられないリバークルーズ体験となることでしょう。

スカイライト・インフィニット・バルコニースイートのバスルーム。 (C) Celebrity River Cruises
スカイライト・インフィニット・バルコニースイートの室内。 (C) Celebrity River Cruises

「セレブリティ・リバークルーズ」
URL/www.celebritycruises.jp
昨年から予約受け付けを開始。2028年には3隻が追加され、全5隻体制で160以上のコースを予定しています。

2.【バイキング・リバー・クルーズ】環境にも配慮した北欧スタイルの美しい船で川巡り

ドイツ・ライン川沿いの大都市ケルン。世界遺産の大聖堂を眺めて。 (C) Viking River Cruises

2024年11月から始まったバイキング・エデンの日本発着クルーズ。洗練された北欧スタイルのインテリアやハイレベルなダイニング、寄港地にフォーカスした旅行体験などで好評を博しました。2028年には、新たにバイキング・ネプチューンによる日本発着クルーズの運航が予定されています。残念ながら今年の5月出発をもって日本への配船はいったん終了となりましたが、バイキング・クルーズ自体は100隻を超えるクルーズ船を世界7大陸で運用中。現在も南極北極を含む世界中をクルーズすることが可能です。

エクスプローラー・スイートのリビング。 (C) Viking River Cruises

そのバイキング・クルーズの始まりはリバークルーズから。ヨーロッパのライン川、マイン川、ドナウ川を巡る8日間から15日間の魅力的な旅程を運航しています。エレガントで洗練された北欧デザインの空間はそのままに、ソーラーパネルやエネルギー効率の高いハイブリッドエンジンなど、環境に配慮する意識の高さはさすが欧州。広々としたベランダを備えたスイートルーム、太陽の光が降り注ぐ静かな屋上レストラン、広々としたサンデッキなどヨーロッパの美しい景色を楽しむ工夫が随所に生かされています。

アトリウムのステアケース。 (C) Viking River Cruises
エクスプローラー・スイートのベランダ。 (C) Viking River Cruises

「バイキング・リバー・クルーズ」
URL/www.viking.com
同社のリバークルーズについて、日本での代理店取り扱いはないため個人で予約を。’28年には日本発着クルーズを再開の予定。

3.【アクア・エクスペディションズ】究極のリバークルーズをアマゾン川で快適に体験

「アリア・アマゾン」の屋上オブザベーション・デッキ。 (C) Aqua Expeditions

エレガントなリバークルーズにソフト・アドベンチャーの楽しみを加えたのが、この「アクア・エクスペディションズ」。世界の秘境にて、小さな船で快適な探検クルーズを提供することを目的としています。

東南アジアのメコン川には「アクア・メコン」、南米のアマゾン川では「アリア・アマゾン」「アクア・ネラ」の2隻を運営。いずれも20室以下のインティメイトなサイズで、ゲストと乗組員の比率は1対1と最高品質のサービスを約束します。

航行するのは人里離れた、豊かな自然と文化伝統が息づいた土地。単なる観光を超えた、人生に一度きりの有意義な体験が待ち構えています。野生生物保護プログラムや責任あるエコツーリズムの実践、地域社会への支援など、クルーズする地域への配慮ももちろん万全です。

アマゾン川の上流部にあたるイキトスを発着し、ペルー流域を航行。 (C) Aqua Expeditions

「アクア・エクスペディションズ」
URL/www.aquaexpeditions.com

問い合わせ先
URL/icmjapan.co.jp/aqua
オーシャンクルーズはガラパゴス諸島、インドネシア東部、東アフリカ、北極圏にて小型艇を運用中。

4.【レ・バトー・ベルモンド】フランスの国中に巡らされた美しい運河を訪ねる優雅な船旅

全4室、定員8名のインティメイトさも魅力です。 Thorne Studio

ロワールやローヌ、セーヌなどの河川に恵まれたフランスに、さらに張り巡らされているのが運河。中にはミディ運河のように、世界遺産に認定されているものも。こうした美しい運河をペニッシュと呼ばれる平底船で巡るのは、フランス人が憧れるヴァカンスのスタイルです。

そのクルーズをフランス流に徹底して洗練させたのが「LES BATEAUX BELMOND(レ・バトー・ベルモンド)」。豪華列車で名高いベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスを運営する、ベルモンド社によるクルーズです。ルートにはシャンパーニュやブルゴーニュ、プロヴァンスなどのエリアに加え、世界遺産であるミディ運河の東半分を運航するコースも。日の長い夏のフランス、船のデッキでいつまでも明るい宵をワインと共に過ごすヴァカンスはいかがですか?

リノベーションを終えた新装「マルグリット」はブルゴーニュ地域を航行。 Thorne Studio

「レ・バトー・ベルモンド」
URL/www.belmond.com
レ・バトー・ベルモンドは全7隻。それぞれが担当エリアに配備されています。ミディ運河を航行するのは「アルエット」。

5.【ルフトナー・クルーズ】老舗クルーズで知るヨーロッパの風光とおもてなし

進行方向を向いた「アマデウス・リーヴァ」のラウンジ。 (C) Lüftner Cruises

「LÜFTNER CRUISES(ルフトナー・クルーズ)」は、ルフトナー・ファミリーによる家族経営の会社。ヨーロッパにおけるリバークルーズ業界のエキスパートとして40年以上の歴史を有しています。昔から続く人気の理由は、エレガントで温かいおもてなし。長年にわたる経験はもとより、家族経営ならではの落ち着きとぬくもり、そして各クルーのホスピタリティ・マインドから自然とあふれ出る心配りが、ヨーロッパにいながらまるで自宅で過ごしているかのようにリラックスできる雰囲気を醸しています。

「アマデウス・リーヴァ」のバルコニー付きスイート。大きく取られた窓が特徴的です。 (C) Lüftner Cruises

クルーズルートはヨーロッパの主要エリアを網羅。ラインとドナウの人気河川をはじめ、ドイツのマイン川とモーゼル川、オランダやベルギーの運河、フランスのローヌやソーヌ、セーヌ川など多様なコースから選ぶことが可能です。もちろん、それだけ寄港地が豊富ならば、航行するエリアを反映させたグルメメニューや、銘醸ワインのセレクトなども充実。現在は12隻のシップが運航中で、来年には最新艇の「アマデウス・ミラ」が就航予定です。

全長135m、全79室の「アマデウス・リーヴァ」。 (C) Lüftner Cruises

ルフトナー・クルーズ
URL/lueftner-cruises.jp
春はオランダでチューリップ、冬はドイツやオーストリアでクリスマスマーケットなど、季節感あるツアーも用意されています。

リバークルーズの魅力とは?

ポルトガルのドウロ川を行くエメラルド・クルーズ。 Emerald Cruises

クルーズというと大西洋横断などの大掛かりな旅をイメージしがちですが、初めてのクルーズにはリバーがおすすめです。なぜなら、

●海では沖合に出ると景色は海と空だけに。川では常に岸が見え、そこには自然や街、人の営みがあるので飽きることがありません。

●最近のクルーズ船は最新設備を整え、揺れに対しても万全を期していますが、海に比べれば川はさらに揺れません。

●リバークルーズは一般的に船のサイズが小さく、船内や乗下船時の混雑とは無縁。乗船人数が少ない分、ほかのゲストやクルーとのコミュニケーションも取りやすくなります。

●リバークルーズの停泊港は街中にあることも多く、観光に便利。

その一方で、大掛かりなエンターテインメントや娯楽施設、幅広いレストランの選択肢などは期待しにくいでしょう。

「エメラルド・クルーズ」
URL/www.emerald-ww.jp

初出:リシェスNo.56 2026年6月26日発売

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