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小さな手作り列車が34メートル「延伸」北海道・空知を走る庭園鉄道が地域の「宝物」に

  • 2026.7.16

「開業延期」や「上下分離」など、いま、北海道内の鉄道を取り巻く環境は厳しさを増していますが、そんな困難を乗り越えて「延伸」を果たした鉄道が岩見沢市にあります。

難航するトンネル工事に、高騰する資材。
大幅に遅れている北海道新幹線の札幌延伸を横目に、見事、延伸を成し遂げたのは「空知鉄道」です。

「こちらは空知鉄道の新しい駅です。新北村駅となります。一から土木工事をしましてレールを引いて駅のホームを作って列車も新しく作りました」

Sitakke

6月16日に開業したのは空知鉄道の「南赤川駅」と「新北村駅」の間、34メートルです。
空知鉄道は、札幌で鉄道関係の仕事をする金森涼介さんが、2015年に家の庭で開業した、全長85メートルの「庭園鉄道」です。

「本物の鉄道の操作感を再現した。レールの上を走る音、モーターの音、ブレーキの音は本物に近い」

レールの敷設はもちろん、駅舎の建設、車両の製造まですべて金森さんの手作り。
今回の延伸工事には3年あまりの工期と約10万円の事業費が投じられました。

Sitakke

「体力的にもしんどい時期、コロナにかかったのもあって悪い時期も重なって、ペンキが値上がりして、手に入ったのはいいが、木材も高騰した」

新駅開業で今後、増加する…かもしれない利用者に対応するため、新型の車両「46形電車」も投入されます。

そんな地元の期待を集めて開業式典には岩見沢市長も駆けつけ「労力を注ぎ込んで作られた空知鉄道は、宝の一つになる」とエールを送りました。

「出発進行!」

小さな列車の窓からは、マチの人たちの笑顔がのぞきます。

Sitakke

「楽しかったですね、本当に。すんなりいかなくて、それもまた楽しい材料の1つだった」

「手作りの感じがして小さいころを思い出した。レールにガッタンという感じ、今そういうことないから」

ちなみに新幹線の札幌延伸について、金森さんは。

「延伸のコツですか、やっぱり人との調整ですかね。自分勝手に伸ばせばいいものでもないので、そこをどう調整していくかだと思いますね。とにかくがんばってくださいの一言ですね」

金森さん、次は鉄道資料館を併設した新しい駅を作ることを目指しています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年6月16日)の情報に基づきます。

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