1. トップ
  2. 「“人に頼る”という選択をした」アルコール依存症からの回復で大きかったこと【著者インタビュー】

「“人に頼る”という選択をした」アルコール依存症からの回復で大きかったこと【著者インタビュー】

  • 2026.7.14

【漫画】本編を読む

「たった一杯だけ」と出勤前に手を出したカルーアミルク。その一杯からアルコール依存症になり、苦しんだ日々を綴ったのが『人生が一度めちゃめちゃになったアルコール依存症OLの話』(かどなしまる/KADOKAWA)だ。著者・かどなしまるさんが、会社の人間関係のストレスをきっかけにアルコール依存症となり、その回復までを描いたコミックエッセイである。駅のトイレなどでお酒を飲んでからの出勤が常習化。仕事にも双子の妹との生活にも支障が出ているのに、それでもお酒がやめられない……。そんな明らかに異常だった日々と、回復するまでの道のりが生々しく語られている。かどなしまるさんに、アルコール依存症だった当時の心境や、振り返ることで見えてきた根本的な原因、自身の性格について語ってもらった。

※本作品はアルコール依存症に関する内容となっており、作品は一部センシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

――本作には、アルコール依存症になったきっかけから快方に向かうまでが描かれています。一番辛かった時期はいつですか?

かどなしまる(以下、かどなし):同居していた妹と仲違いしていた時期です。

――それはなぜでしょうか?

かどなし:お互いに家に帰りたくない状態で、家の空気が最悪でした。どこにも居場所がないと感じていたし、酔っていないと家に入ることすら憂うつで、お酒を飲まないと外出できない。そんな状況が自分でも意味不明なのに、やめることができなくて。その状態が続いていた時期が、一番辛かったです。

――アルコール依存症から脱却する際は、妹さんと恋人の存在が大きかったとも本作にありました。「ふたりに頼ろう」と思えた一番の理由はなんでしょうか?

かどなし:当時、今までと同じことをしていては変われないと感じていて。今までと違う“選択”や“行動”を取らないといけないと思ったんです。その中のひとつが、“人に頼る”ということでした。

取材・文=原智香

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ