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「子を放り出して遊ぶなんて信じられない」妻が子供を預けたことが許せない叔母。夫との扱いの差に絶句

  • 2026.7.14

積もった不満

いとこ夫婦の、若い頃の出来事だ。

いとこは会社を継ぐ身で、付き合いも多かった。

「悪いけど、今夜も会食が入った」

次期社長ともなれば、夜の席は仕事のうち。

そう言って、夫は何日も続けて飲み歩いていた。

「私は毎晩、一人で子どもを見てるのに」

妻の声は、いつも夫には届かなかった。

幼い子を寝かしつけ、静かな部屋で帰りを待つ。その繰り返しに、妻の不満は日ごとに膨らんでいった。

「たまには代わってほしい」

「俺だって遊びに行ってるわけじゃない」

言い合いは、いつも平行線のまま終わった。

一人だけの外出

そんなある日、妻は思い切った行動に出た。

夫への当てつけだったのかもしれない。

「お義母さん、子どもを預かってもらえませんか」

まだ手のかかる子を義母に託し、妻はたった一人、人気歌手のコンサートへ出かけていった。

「私だって、たまには好きなことをしたい」

夫が自由に飲み歩くのなら、自分も同じことをしていいはず。

そんな気持ちだったのだろう。夫には後日、それなりの小言があったと聞く。

けれど、妻に向けられた視線は、それよりもずっと厳しかった。

終わらない陰口

義母は、預けられた一件を根に持った。

以来、妻を見る目はすっかり冷たくなっていた。

そして、いとこの母である叔母が、我が家を訪れるたびのことだ。

「子を放り出して遊ぶなんて信じられない」

叔母は決まって、そう言って眉をひそめた。

夫が毎晩のように飲み歩いていたことには、なぜか一言も触れようとしないままに。

妻がしたことだけが、悪事として何度も蒸し返された。

「あんな嫁、うちには合わないわ」

文句は毎回、とめどなく続いた。

妻の評価は、親戚が集まるたびに下がっていった。

「たった一度のことなのにねえ」

私はそう返すのが精一杯だった。

夫の遊びは見過ごされ、妻の一度の息抜きだけが責められる。この不公平さを、誰も口にしようとはしなかった。

どっちもどっちのはずなのに、悪者にされるのはいつも妻だけ。その気まずさだけが、今も後味悪く残っている。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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