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不調の原因はストレッチの仕方かも?ポイントは「下半身を動かさないこと」

  • 2026.7.14

”なっち先生”こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。そこで「頭と心の中を変えるレッスン」を掲載!

スイングのためのストレッチは「下半身の踏ん張り」ありき!

不調の原因はストレッチの仕方かも?ポイントは「下半身を動かさないこと」
大谷推奨の「下半身を固定したまま上半身をねじる」ストレッチ。胸の正面でクラブが地面と平行になるように両手で持つ。腰を落とし、右足を前に出してヒザを90度曲げて重心を下げる。上半身の右回しを5回、前に出す足を左足に入れ替えて左回しを5回。上半身を回す際は、ヒザとツマ先は正面を向けたまま、腰の高さや向きを変えない。このストレッチでスムーズにねじれる体を作ろう。

練習やラウンドのスタート前にストレッチしたのに、いざボールを打ってみたら体がスムーズに動かない。「きちんと体をほぐしたはずなのに……」ということがありませんか?これは私自身にも経験があって、プロとして、そしてコーチとしても「ゴルフに必要な体のやわらかさや強さって何だろう?」とずっと考えてきました。

その答えを、体のプロであるトレーナーさんに相談してみたところ、いいヒントが見つかったんです!じつは、ゴルフのバックスイングの動きはフィギュアスケートのジャンプにそっくり。高く跳んでクルクル回るフィギュアの選手は、激しい回転を支えるためにめちゃくちゃ強い下半身をもっているそうです。逆に脚を使うサッカー選手は激しく下半身を動かすために、上半身の強化が必須になる。

では、ゴルフスイングで1番大切なのはどこか?答えはフィギュアの回転と同じで、どっしりした下半身。「体を回そう!」とガンバりすぎると、ヒザまで一緒にグラグラと動いてしまい、安定感がなくなるし、パワーも逃げてしまうので、足を地面にしっかりつけて下半身をできるだけ動かさずに回すことが大切だったのです。

このときに有効なイメージが“回す”よりも水道の蛇口を絞るように“ねじる”です。肩や腰は単独で回すパーツではありません。下半身がしっかり踏ん張っているところに上半身をギュッとねじると、筋肉の伸び縮みが起こり、それによってスムーズな回転が自然と生まれるのです。

ねじるときは、体のやわらかさや可動域の広さが必要になります。そのためのストレッチですが、ストレッチの際にも下半身の踏ん張りを効かせてください。足はできるだけ動かさずにお腹をねじると、スイングに必要な捻転を生み出す柔軟性が高まります。回転と捻転がスムーズになるゴルフ用のストレッチはイラストで紹介しますので、練習やラウンドでスイングをする前に行なってくださいね。

いかがでしたか? なっち先生のレッスンをぜひ参考にしてください!

大谷奈千代
●おおたに・なちよ/1984年生まれ、兵庫県出身。05年のプロテストに合格。ステップアップツアー2勝、11年には賞金シードを獲得。現在はレッスンにやりがいを感じ、コーチに転身。アマチュアやプロの卵を精力的に指導している。

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