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「あら、私の夫の方が年収高そうね」児童館で見下すママ友。だが、私の夫が彼女の夫の先輩と判明し態度が一変

  • 2026.7.15

児童館のマウント

児童館で知り合ったママ友は、会うたびに自慢を欠かしませんでした。

夫の勤め先、世帯の収入、子どもに考えている進路。

天気の話から始まっても、何を話しても、最後は必ず「うちは」に着地するのです。私はいつも聞き役に回り、当たり障りのない相槌を返していました。

「うちの主人、大手企業だから。福利厚生も全然違うのよ」

「そうなんですね」

私が短く返しても、彼女は止まりません。子どもたちが積み木で遊ぶ横で、なおも続けます。

「幼稚園も私立を考えてて。月8万でも、余裕なの」

私はいつも、苦笑いで聞き流していました。張り合っても仕方ないと思っていたからです。

けれどある日、彼女は私の夫の職業を聞くと、あからさまに口元を歪めました。

「あら、私の夫の方が年収高そうね

そこまで言うのか、と正直あきれました。

それでも私は、波風を立てたくなくて、笑ってやり過ごしたのです。

子ども同士は、砂場で仲良く遊んでいたからです。

(この人は、夫の肩書きでしか自分を語れないんだな)

発覚した日

その関係が変わったのは、地域のイベントで両家がそろった日でした。

夫を連れて会場に着くと、彼女の夫と私の夫が、顔を見合わせて固まっています。

「あれ、もしかして……先輩ですか」

「お前か。同じ会場とは、奇遇だな」

聞けば二人は、同じ部署の先輩と後輩でした。

しかも先輩は、私の夫のほうだったのです。

日ごろから仕事で世話になっているらしく、彼女の夫は姿勢を正し、深々と頭を下げました。

「いつも、お世話になっております」

その瞬間、ママ友の顔から血の気が引いていきました。

あれほど誇っていた「大手の主人」が、私の夫に敬語で頭を下げている。

信じられない、という表情でした。

「やだ…」

声が震えています。いつものマウントは、どこかへ消えていました。近くにいた別のママが、状況を察してくすりと笑います。

「あら、ご主人同士お知り合いだったのね」

ママ友は、真っ赤になってうつむくばかりでした。私は、あえて淡々と会釈しました。

「これからも、よろしくお願いしますね」

その日を境に、彼女の態度は一変しました。

会っても収入の話は一切せず、私と目を合わせようともしません。

あれほど得意げだった「うちの主人」という言葉は、ぱたりと聞かなくなりました。

夫の肩書きや年収を並べては人を値踏みしていた彼女も、しょせんは夫の威を借るだけの、狭い世界で生きてきた人だったのだと、私は静かに納得したのでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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