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「どこで誰と会ってるのか、全部知りたい」私の友人に片端から電話した友人→理由に思わず絶句

  • 2026.7.14
「どこで誰と会ってるのか、全部知りたい」私の友人に片端から電話した友人→理由に思わず絶句

夜中まで続いた彼氏の相談

一つ年上のその知人は、出会った時から距離の詰め方が妙に早かった。

初対面でいきなり下の名前で呼んでくる。最初は、その馴れ馴れしさが少し苦手だった。それでも何度か顔を合わせるうちに、いつの間にか友達と呼べる間柄になっていた。

ある晩、彼女は付き合っている彼氏の悩みを、車の中で夜中まで打ち明けてきた。

ハンドルに突っ伏して、今にも泣き出しそうな声だった。よほど思い詰めているのだと思い、私は真剣に耳を傾けた。

「彼、最近わたしに予定を教えてくれないの」

「どこで誰と会ってるのか、全部知りたい」

ずいぶん心配性なのだなと、その時はまだ同情していた。話は明け方近くまで続き、私はぐったりしながらも、力になれればと思っていた。

ところが数日後、しばらく会っていなかった友人から、突然電話がかかってきた。

「あの人、どういう子なの?」

声が硬い。話を聞くと、彼女は私の名前を出しては、私の友人たちに片端から連絡を取っていたという。

「彼とどういう関係なの」

そう迫って彼氏の交友関係を探ろうとし、私の友人が働く店にまで押しかけていたらしい。

相談に乗っていたはずの私は、いつの間にか情報集めの道具にされていたのだ。

一斉に離れていった人たち

驚いて何人かに確かめると、被害はひとりやふたりではなかった。

「私のところにも来たよ。正直、気味が悪くて」

別の友人もそう漏らし、眉をひそめた。

私を口実に使われた形で、申し訳なさが込み上げる。私はひとりずつ電話をかけ、迷惑をかけたことを詫びて回った。

「もう、あの人とは関わりたくない」

そんな声が、あちこちから上がった。

後日、彼女を交えて数人で会う機会があった。誰もが気まずさを抱えるなか、ひとりが穏やかに、しかしはっきりと切り出した。

「うちにまで電話してきたの、あなただよね」

彼女の顔から、みるみる血の気が引いていった。

「それは、その、心配だっただけで…」

言い訳を並べようとして、途中で声が途切れる。その場の誰もが黙って自分を見ていると気づくと、彼女は目を伏せて口をつぐんだ。

「人の交友関係を、勝手に嗅ぎ回るのはやめて」

私がそう告げても、返ってくる言葉はもうなかった。周りにいた友人たちも、静かにうなずいている。

彼女はうつむいたまま、逃げるように席を立った。それきり、彼女から連絡が来ることはなくなった。

彼氏を縛りつけようと私たちを巻き込んだ人は、気づけば自分の周りから、ひとり残らず人を失っていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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