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「醤油くらい拭いてくれよ」食卓を汚しても動かない夫。だが、6歳の娘に叱られて態度が一変

  • 2026.7.14

食卓を汚しても動かない夫

夫は、食事のたびにテーブルを汚します。ぽろぽろとおかずをこぼし、醤油のしみをつけても、拭こうとはしません。

それも、一度や二度ではないのです。ごはん粒を飛ばし、汁物をたらし、その上に肘までついて、平気な顔で食べ続けます。

不思議なのは、6歳の娘のほうが、よほどきちんとしていることでした。

「こぼしたら、じぶんで拭くんだよ」

そう言って、娘は汚したところをティッシュで拭き、得意げに見せてきます。それなのに、大人である夫はどっしり座ったまま。汚れはいつも、妻である私が拭いて回っていました。

ある夜、テーブルいっぱいに広がった醤油のしみを前に、私はさすがに言いました。

「ねえ、これくらい自分で拭いてよ」

すると夫は、テレビから目も離さずに、こう返したのです。

「醤油くらい拭いてくれよ」

そういうのは妻の仕事だろう、と言わんばかりの口ぶりでした。毎度のことに、私は内心でため息をつくしかありません。

娘には「自分のことは自分でしなさい」と教えているのに、当の父親がこの調子では、示しがつきません。何度お願いしても響かず、私はほとほと困り果てていました。

6歳の娘の一言で動いた夫

その日の夕食でも、夫はいつものように食べこぼしを放置していました。テーブルの端には、醤油のしみが点々と残っています。

私がふきんを取りに立とうとした、その時です。隣に座っていた6歳の娘が、ぷっと頬をふくらませて言い放ちました。

「パパ!テーブルめちゃくちゃ汚いよ!自分で拭きな!」

小さな娘の、まっすぐな一喝でした。私はふきんを持つ手を止め、思わず夫の顔を見つめました。

夫は、ばつが悪そうに固まっています。まさか娘に叱られるとは、思ってもみなかったのでしょう。

「……はい」

消え入るような声でそう答えると、夫はのそのそと立ち上がり、ティッシュを取ってテーブルを拭き始めました。

「ほら、パパもできるじゃん」

「……そうだな」

娘に得意げに言われ、夫は苦笑いするしかありません。いつも私に押し付けていた人が、6歳の子に諭されて、しぶしぶ手を動かしている。その光景に、私は笑いをこらえるのに必死でした。

娘はそのあとも、拭き残しを指さしては「ここも汚れてるよ」と、すっかり監督役を買って出ていました。

それ以来、夫は食卓を汚すと、自分からティッシュに手を伸ばすようになりました。

「パパ、今日はこぼしてないね」

娘にそう褒められ、夫は照れくさそうに鼻の下をかいていました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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