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「パパ、もうこっち来ないで」冷たい夫を嫌がる子供。だが、共通の友人の言葉で夫が顔面蒼白に

  • 2026.7.12

子どもに背を向ける夫

二人目が生まれてから、夫はまるで人が変わってしまった。家のことは何ひとつせず、それが当然だという顔をしている。

「家事も育児も一切やらない」

宣言したその日から、夫は指一本動かさなくなった。

専業主婦の私に向かって、事あるごとに嫌味を重ねる。

「誰の稼ぎで暮らせてると思ってる」

つらかったのは、子どもたちへの態度だ。抱っこをせがまれても無視し、泣き声が響けば舌打ちする。

上の子が絵を見せに行っても、夫はスマホから顔も上げなかった。

「パパ、もうこっち来ないで」

ある日、上の子がぽつりと漏らした一言に、胸が締めつけられた。父親に近づこうとしなくなった子どもたちを見て、私の我慢はとうとう限界を超えた。

身内以外に弱い小心者

私は、夫とも学生時代からの付き合いがある友人に相談することにした。事情を話すと、友人は静かに、しかしはっきりと怒っていた。

「一度、あいつと話す」

週末、友人は夫を喫茶店に呼び出した。同席した私の前で、友人は夫の目をまっすぐ見て言った。

「よくそんな事言えたな」

家では威勢のいい夫が、みるみる顔色を失っていく。友人は静かに続けた。

「奥さんがいるから、お前は仕事に行けてるんだろ。子どもへの態度、父親としてどうなんだ」

夫は口を開きかけて、結局何も言えなかった。額に汗をにじませ、視線を落とし、ただ小さく「すみません」を繰り返す。

もともと身内以外の人間には逆らえない、小心者の男だった。

「家では偉そうなのに、外だと借りてきた猫だな」

友人が呆れたように言うと、夫はますます背中を丸めた。近くの席の客までこちらを気にして、夫は逃げ場を失っていく。あんなに私を見下していた口が、今は一言も反論できずにいる。

「……ごめん。全部、俺が悪かった」

絞り出すような声だった。あれほど威張っていた夫が、他人の前ではこんなにもあっさり縮こまる。滑稽で、そして少しだけ痛快だった。

帰り道、夫はうなだれたまま歩いていた。翌朝、夫は自分から子どもの朝食を作り始めた。ぎこちない手つきを横目に、私はようやく息をつくことができた。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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