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「タダであげるんだから当然でしょ!」古い家具の設置費まで押し付ける親戚。後日、話し合いの場を設けた結果

  • 2026.7.12

いつの間にか変わった話

きっかけは、親戚が使わなくなった食器棚とテレビ台を「よかったら譲るよ」と声をかけてくれたことでした。

ありがたい話だと、私は素直に喜んでいました。

ところが、日が経つにつれて、話は少しずつ形を変えていきました。

「運搬費はそっち持ちでよろしく。うちは出さないから」

次に会ったときには、条件がもう一つ増えていました。

「あと、設置も自分たちでやってね。古い家具だから、外すのもそっちで」

タダでもらえるはずだった話が、気づけば運搬費と設置費のかかる話になっていたのです。

それでも、相手は当然のような顔でした。

「タダであげるんだから当然でしょ!」

頭の中で計算すると、業者に頼む運搬費と、古い家具の取り外しの手間を合わせれば、決して小さな負担ではありません。

それを「譲ってあげる」の一言でこちらに背負わせようとしていることに、正直、驚きました。

「まあ、身内なんだし。そのくらいはねえ」

断りづらい空気の中で、私はうまく言い返せず、ただ曖昧に頷いてしまいました。

家に帰ってからも、胸の奥がもやもやとして消えません。もらう側だからと遠慮しているうちに、いつの間にか一方的な条件を飲まされている。その構図が、どうしても引っかかったのです。

紙に書き出して話し直す

このまま流されてはいけない。そう思った私は、後日、あらためて親戚に連絡を取りました。

感情的にならないよう、言うべきことを紙に書き出してから向かいました。

「条件を整理させてほしいの」

私はそう切り出し、運搬費は誰が負担するのか、設置は誰がやるのか、一つずつ順番に確認していきました。

「もし全部こちら持ちなら、正直、買った方が安いこともあります。だから、対等に決めませんか」

親戚は、一瞬、言葉に詰まりました。

「…そう」

目が泳ぎ、決まりが悪そうに視線を逸らしました。

さっきまでの「当然でしょう」という調子は、すっかり消えていました。

同席していた親戚の一人も「たしかに、最初はただ譲るって話だったよね」と静かに口を添えてくれます。

その一言で、場の空気がこちら側に傾いたのがわかりました。

「じゃあ、運搬費は折半。設置は当日みんなで手伝う。それでどうですか」

気まずそうに頷く相手を前に、私はほっと息をつきました。曖昧なまま押し付けられていた話が、きちんと対等な形に戻った瞬間でした。

身内だからこそ、最初にきちんと確認する。その大切さを、私はこの一件で覚えました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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