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「仕事は?彼氏は?」息子の入学祝いなのに孫を放置し質問攻めする義母。だが、夫の一言で子供に笑顔が戻った瞬間

  • 2026.7.12
「仕事は?彼氏は?」息子の入学祝いなのに孫を放置し質問攻めする義母。だが、夫の一言で子供に笑顔が戻った瞬間

主役のはずの息子が、置いてけぼりに

息子が小学校に上がり、入学祝いをした日のことです。

義両親と義妹が駆けつけてくれて、私たちが予約したレストランでお祝いをしました。

食事のあと、義母の「せっかくだから家にも寄って」という言葉で、そのまま義実家に立ち寄ることになったのです。

真新しいランドセルを見せて、少しはしゃいでいた息子も、この頃にはうとうとと疲れた様子でした。

ところが義実家に着くと、話の中心は、なぜか義妹の近況になっていきます。

「仕事は?彼氏は?」

義母は義妹に次々と質問を浴びせ、そのまま夫の仕事の話へと移っていきました。

「そういえば、あなたの部署はどうなの」

今日の主役であるはずの息子には、誰も目を向けません。

「おばあちゃん、あのね」と話しかけても、「はいはい、ちょっと待ってね」と流されてしまいます。

息子はソファの端で、所在なさげに足をぶらぶらさせていました。

手持ちのお茶をちびちびと飲みながら、退屈そうにあくびをしています。

その小さな背中を見ているうちに、私の胸に、じわりと切なさがこみ上げてきたのです。

夫が、主役を取り戻したひと言

近況報告は、いっこうに終わる気配がありません。

義母は身を乗り出して、義妹や夫にあれこれと尋ね続けています。

そのときでした。

それまで黙って聞いていた夫が、すっと立ち上がったのです。

「今日は息子が主役だから、その話はまた今度ね」

穏やかな、けれどはっきりとした声でした。

義母は一瞬、きょとんとした顔をします。

「あら……そうよね、ごめんなさい」と、ばつが悪そうに口をつぐみました。

夫は息子のそばにしゃがみ込み、目線を合わせて言いました。

「入学おめでとう。今日は主役だぞ」

その一言に、息子の顔がぱっと明るくなります。

「ぼく、一年生になったんだよ!」

待ってましたとばかりに、息子はランドセルの話を始めました。

ようやく、話の輪が息子を中心に回り始めます。

義母も「そうよね、おめでとう」と、今度は息子に笑いかけてくれました。

ひとしきり息子の話に付き合ったあと、私たちは長居はせず、少し早めに義実家をあとにしました。

帰り道、息子は夫と手をつなぎ、入学式で並んだ席のことを、何度も嬉しそうに話してくれます。

「今日ね、すっごく楽しかった!」

その弾んだ声だけで、早めに切り上げた選択は間違っていなかったと分かりました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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