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子には体罰、監督には「お前の指導がなってない」。叶わなかったプロ野球選手になる夢を子どもに押し付ける“熱血系”モラ夫の言動がヤバすぎる!【作者に話を聞いた】

  • 2026.7.10

モラハラ(モラルハラスメント)とは、暴言や人格否定など倫理や道徳に反した行為により人に精神的苦痛を与えることで、職場や家庭において、さまざまなハラスメント行為が問題となっている。なかでも近年、言葉や態度で精神的に支配していく「モラ夫」に苦しむ妻たちが、SNSにその苦しみを綴るなど、その実態がつまびらかにされてきている。

そんなモラ夫を「モラ夫解体屋」の力を借りて成敗し、人生をリスタートさせていく妻の姿をオムニバス形式で描いた漫画『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』について、同作のシナリオを担当している、かうちさんに話を聞いた。

熱血系モラ夫は子どもの試合中に監督にまで暴言を…!!
熱血系モラ夫は子どもの試合中に監督にまで暴言を…!!
自分のかつての夢を息子2人に託している夫
自分のかつての夢を息子2人に託している夫
子を応援するのではなく、失敗をしたら責め、さらには体罰まで…!!
子を応援するのではなく、失敗をしたら責め、さらには体罰まで…!!
試合中にも関わらず、監督のところに行き暴言を吐く夫。妻が止めても無駄で…
試合中にも関わらず、監督のところに行き暴言を吐く夫。妻が止めても無駄で…

――作中の登場人物で、印象に残っているキャラクターを教えてください。

個人的には、Case3「パパは部長じゃない!?学歴マウント社内ニート」の楓と、Case5「息子に夢を押し付ける“自主練習強要”夫」の静香が印象に残っています。

Case3の楓は、夫だけでなく娘まで夫側に寄ってしまっている状況の中で、それでも娘を見捨てないところが好きです。単に夫を懲らしめるだけでなく、娘の価値観を取り戻そうとするところに母親としての強さを感じます。

Case5の静香も、最初は「子どもをプロ野球選手に」と夢見る夫に押され気味ですが、徐々に夫を怖がっていく子どもたちを守るために腹をくくるところがいいなと思います。ラストで、子どもたちが本当は意外な思いを抱いていたとわかるところも好きです。

――本作を読んで、特にCase5「息子に夢を押し付ける“自主練習強要”夫」はリアルに身近にいる!と感じました。この話でこだわったポイントなどがあれば、教えてください。

親の夢を子どもに押し付ける怖さを描きました。夢を持つことが悪いのではなく、父親のやり方が子どもたちからその楽しさを奪っている、というところを見せたかったです。ラストは、少し救いのある終わり方にするよう、こだわりました。

どれも「モラ夫」を描いたストーリーだが、決して夫だけでなく、さまざまな「モラハラ」への対応の仕方として参考になる部分も。近くに「モラハラ」な人がいなくても、「こういう人いる!」と共感できたりスカッとするエピソードが多いので、ぜひ読んでみて。

取材協力:かうち(@kauchi_writer)

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