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フランス代表の“控え組ベストXI”が強すぎる!これでもW杯優勝できそうな豪華イレブン

  • 2026.7.9

現在行われているワールドカップ2026において、圧倒的なパフォーマンスを見せているフランス。各ポジションに世界最高クラスのタレントを満遍なく配し、巧みなコンビネーションとバランスでゴールを量産。パラグアイが仕掛けてきた肉弾戦にも怯まず、強かに勝利を奪ってみせた。

そして、フランスの強さは選手層にもある。何人かのプレーヤーが欠けたとしても、その戦力はほとんど落ちることはないだろう。今回は『Planet Football』から「ワールドカップで優勝する可能性が高い、とてつもなく優秀なフランス代表セカンドイレブン」をご紹介する。

GK:ロビン・リセール

フランス代表において、ロビン・リセールはまだそれほど大きな知名度はないかもしれない。だが、彼の選出こそがディディエ・デシャン監督が抱える「選手層の厚さ」を物語っている。

マイク・メニャンが絶対的な守護神として君臨するなか、21歳のリセールはまさに「未来」そのものだ。昨季はRCランスでリーグアン2位躍進の立役者となり、11回のクリーンシートを達成。

多くの国であれば、これほどの実績を持つ若手GKは大きなトピックになるはずだが、レ・ブルー(フランス代表の愛称)において彼は「Bチームの控え」に過ぎない。

RB:マロ・ギュスト

マロ・ギュストは、多くの代表チームでスタメンを張れる実力を持ちながら、あまりに層が厚すぎるために順番待ちを強いられている選手の典型だ。

右サイドバックには不動のジュール・クンデがいるが、ギュストはまた異なる脅威をもたらす。スピード、アグレッシブさ、そして確かなテクニックを兼ね備え、高い位置を取って数的優位を作り出し、サイドからエネルギーを注入できる。

混乱が続くチェルシーで苦しんできた彼にとって、代表チームはより自分を表現できる明確な舞台となるだろう。

CB:イブラヒマ・コナテ

イブラヒマ・コナテが控えの11人に名を連ねているという事実だけで、フランスの守備陣がいかに異常なクオリティであるかがわかる。今季までリヴァプールでプレーしてきたこのセンターバックは、巨躯、スピード、パワーを完備し、相手FWを圧倒する力がある。

一時はレギュラー定着に最も近い位置にいた。しかし、ダヨ・ウパメカノやウィリアム・サリバの後塵を拝し、現在はサポート役に甘んじている。

フリーで今夏レアル・マドリーに移籍したというニュースが、それを何よりも雄弁に物語っている。他国なら守備のリーダーを務める男がフランスでは「贅沢すぎるバックアップ」なのである。

CB:マクサンス・ラクロワ

マクサンス・ラクロワは、フランス代表の中でも静かに評価を高めている興味深いディフェンダーの一人だ。クリスタル・パレスでの素晴らしいシーズンを経て、その評判は一気に高まった。

プレミアリーグで35試合に出場した彼は、現代のトーナメントサッカーに不可欠なスピード、身体能力、そして1対1の強さを備えている。

今すぐのスタメン奪取は難しいかもしれないが、そのプロファイルを見れば、将来的に重要なサイクルを担う選手になることは間違いない。

LB:リュカ・エルナンデス

リュカ・エルナンデスの存在は、フランスの控え選手たちが一般的な意味での「バックアップ」ではないことを証明している。現在は左サイドでテオ・エルナンデスが優先されているが、リュカがこれまでトップレベルの舞台で何を見せてきたかは周知の通りだ。

センターバックと左サイドバックの両方を高水準でこなし、守備的な激しさ、経験、そして戦術的な信頼感をもたらす。昨季は2冠を達成したPSGで25試合に出場しており、プレッシャーのかかる試合の経験も申し分ない。

CM:マヌ・コネ

マヌ・コネは、このBチームの中盤にバランスと強度をもたらす存在だ。ローマで守備的MFとしてプレーする彼は、チームを3位に導く原動力となった。

クリエイティブなチームメイトを輝かせるための「汚れ役」を完璧にこなす。広範囲をカバーし、デュエルを制し、中央のエリアに物理的な制圧力を与える。

代表キャップ14を数え、もはや新顔ではないが、これが彼にとって初のワールドカップとなる。スタメンの中盤にエネルギーが必要になったとき、デシャン監督にとって彼は最も信頼できる選択肢となるだろう。

CM:ウォーレン・ザイール=エメリ

ウォーレン・ザイール=エメリは、PSGとフランス代表の両方で中心人物になることを運命づけられている。まだ20歳だが、チャンピオンズリーグ2連覇を果たしたクラブでレギュラーを務めてきたという事実は異常というほかない。

フル代表でのキャップ数は11で、2026年大会でのプレー時間はまだないが、彼の未来は誰の目にも明らかだ。アドリアン・ラビオやオレリアン・チュアメニに休養が必要になれば、いつでも準備はできている。

RW:マグヌス・アクリウシュ

このバックアップ陣の中でも最もエキサイティングなクリエイターの一人だ。モナコのウインガーである彼には、ビッグクラブが放っておかないような要素が詰まっている。

高いテクニック、ライン間での賢さ、そして自ら決め切る得点力とアシスト能力だ。昨季は6ゴール6アシストを記録し、PSGやアトレティコ・マドリー、トッテナムからの関心を集めた。

代表キャップはまだ10と浅いが、その才能は疑いようがない。フランスの攻撃陣の厚さゆえに出番を待つ時間は長くなるかもしれないが、ベンチから投入されて試合の流れをガラリと変えられる「ジョーカー」としての資質は十分だ。

LW:ラヤン・シェルキ

ラヤン・シェルキも、多くの国であれば間違いなくスタメンを保証される選手だろう。だがフランスでは、ウスマン・デンベレやブラッドリー・バルコラといった怪物たちと競わなければならない。

これは酷な話だが、それほどまでにシェルキの才能は特別だ。そのドリブル、コンビネーション、即興性で、難しい局面からチャンスを創り出してしまう。

デシャン監督は計算の立つ選手を先発に好む傾向があるが、相手チームにとって終盤に出てくるシェルキほど嫌な存在はいない。混沌と創造性、そして純粋な技術をピッチに持ち込む男だ。

ST:ジャン=フィリップ・マテタ

フランス代表の議論にジャン=フィリップ・マテタの名が挙がるようになったプロセスは、実に見事なものだった。彼が国際舞台でブレイクしたのは2024年のパリ五輪だ。ノックアウトステージで4ゴールを挙げ、フランスを決勝へと導いた。

その屈強なフィジカル、空中戦の強さ、ボックス内での本能はDFにとって悪夢。今回のワールドカップでは途中出場がメインとなっているが、それは彼のレベルが低いからではなく、フランスの層が厚すぎるからに他ならない。

ST:マルクス・テュラム

マルクス・テュラムが、フランスのエースであるキリアン・エムバペに取って代わる可能性は低い。だが、だからといって彼の価値が下がるわけではない。インテルで活躍するこのストライカーは、中央でもサイドでもプレーできる、力強く知性溢れるアタッカーだ。

今季セリエAで29試合13ゴールを記録し、クラブでの重要性を示している。代表チームでは34キャップで3ゴールと、まだ得点量産の感触を掴めていないのも事実だが、彼の動き出しの質や強さは非常に有用だ。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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