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「オムツ替えは僕の担当です」義両親の前で豪語する夫。だが、妻の一言で状況が一変

  • 2026.7.9
「オムツ替えは僕の担当です」義両親の前で豪語する夫。だが、妻の一言で状況が一変

義両親の前だけのイクメン

フルタイムで働きながら、家事も育児もほとんど私ひとりで回していた。

夫はといえば、休みの日もソファに寝転んでスマホをいじっているだけ。

それでも本人は、自分がよくやっている側の人間だと思い込んでいた。

「俺、ゴミ出しはちゃんとやってるだろ」

週に二回、袋を集積所へ運ぶ。それだけで家事を担っているつもりでいるのだから、あきれるしかなかった。

保育園の送り迎えも、夜泣きの対応も、名もなき雑事も、ぜんぶ私の役目だったのに。

ところが、そんな夫が別人のように動く日がある。義両親が家に遊びに来る日だ。

玄関のチャイムが鳴った瞬間、夫はさっと立ち上がり、子どもを抱き上げてあやしはじめる。

おむつが濡れていないかを確かめ、手際よく替えてみせるのだ。

「オムツ替えは僕の担当です」

義両親に向かって、夫は誇らしげにそう言い切った。

義母は「まあ、いまどきの旦那さんねえ」と目を細めて感心している。

私は台所でお茶をいれながら、その光景を黙って見ていた。

ふだんは一度だってすすんでおむつに触れたことなんて、ないくせに。

妻の一言で変わった食卓

そのまま夫の芝居を見過ごすこともできた。

けれどその日はなぜだか、胸の奥がざわついて我慢がきかなかった。

お茶を配り終えた私は、できるだけ穏やかに、笑顔でこう言ってみた。

「普段もこれくらいしてくれると、本当に助かるんですけどね」

ほんの一言だった。

責めるつもりはない、という顔で、やわらかく。

それでも夫の動きが、ぴたりと止まった。

すると、思いがけない方向から声が上がった。義母だった。

「あら、あなた。いつもはやってないの?」

夫は「いや、その、たまには……」としどろもどろになる。

「ゴミ出しくらいで、いばってたわけじゃないでしょうね」

義母の目は、さっきまでのやさしさとはまるで違っていた。

義父まで「情けないぞ」と苦笑いする。

夫は耳まで赤くして、口をぱくぱくさせるばかりだった。

味方は、思いがけず向こうからやってきた。私はただ事実を、笑顔でそっと置いただけだったのに。

その日を境に、夫は少しずつ変わった。言われる前におむつを替え、休みの日には洗濯物をたたむ。子どもが泣けば、ちゃんと自分から立ち上がるようになった。

次に義両親が来たとき、夫はまた張り切って子どもの世話をしていた。でももう、それは演技ではなかった。

「今日は、いつもの調子でいいのよ」義母がそう言って笑うと、夫はばつが悪そうに頭をかいた。

ゴミ出しだけで胸を張っていたあの人は、もういない。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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