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【ニンニクの栄養】スタミナ満点と言われる根拠は?初夏の“新ニンニク”と“のニンニク”の違いは?栄養士が解説

  • 2026.7.8

夏の疲労回復を助けてくれる「ニンニク」。スタミナ源につながる栄養成分とは?

ニンニクの栄養を栄養士が解説します!
ニンニクの栄養を栄養士が解説します!

夏の暑さやストレスで疲弊すると、なぜか食べたくなる「ニンニク」。国産ニンニクの旬は6~7月頃です。この時期にはフレッシュな味わいの新ニンニク(生ニンニク)も出回っており、要注目と言えます。ニンニクがスタミナ食材であることは広く知られていますが、具体的にどんな栄養パワーが秘められているのでしょう。栄養士の筆者が、夏の疲労回復を助けてくれる栄養成分や、スタミナ効果をより高める組み合わせについてご紹介します。

ニンニクのパワーの源は香り成分

ニンニクの香り成分が、多岐にわたる疲労回復の相乗効果を生み出しています。
ニンニクの香り成分が、多岐にわたる疲労回復の相乗効果を生み出しています。

ニンニクといえば、食べた翌日まで残る強いニオイが印象的ですよね。あの強い香りの主成分は、硫黄化合物(いおうかごうぶつ)の「アリイン」です。アリインはニンニクを切ったり、すりつぶしたりして空気に触れると、臭気の強い「アリシン」に変わります。アリシンには強力な殺菌作用があり、血行を促進して冷え性や血栓を予防する働きもあります。

ニンニクがスタミナ食材と言われているのは、この「アリシン」がビタミンB1と結合して「アリチアミン」という物質に変わり、ビタミンB1の疲労回復効果を持続させるためです。ニンニクそのものにもビタミンB1が含まれていますが、さらに豚肉などのビタミンB1を多く含む食材と組み合わせることで、高い持続効果が期待できます。

さらに、アリシンを加熱すると生じる無臭の「スコルジニン(スコルジン)」と呼ばれる成分が、体内に取り入れた栄養を効率よくエネルギーに変える手助けをし、毛細血管を広げて血行を促進したり、筋肉の疲労回復を助けたりする働きをします。ニンニクの香り成分が、多岐にわたる疲労回復の相乗効果を生み出しているのです。

ニンニクのスタミナ最強メニューは、やっぱり「ギョウザ」

ニンニクと豚肉のゴールデンコンビといえば、「ギョウザ」ですよね。
ニンニクと豚肉のゴールデンコンビといえば、「ギョウザ」ですよね。

ニンニクと豚肉の組み合わせで、真っ先に思い浮かぶのが「ギョウザ」です。実は、ニラやタマネギにもアリシンが多く含まれており、ミラクルなスタミナ効果を発揮しています。

なお、強いニンニク臭が食べた後も残ってしまうのは、アリシンの成分が血流に乗って栄養と一緒に全身に運ばれるためです。ニオイを長引かせたくない場合は、アリシンが胃で吸収されないようにすることが大切になります。ニオイ消しの効果がある食材には、牛乳、ヨーグルト、緑茶、リンゴなどがあります。

期間限定のマイルドな「新にんにく」を試してみよう

7月頃まで出回っている期間限定の「新ニンニク」。見つけたら、ぜひ一度お試しください!
7月頃まで出回っている期間限定の「新ニンニク」。見つけたら、ぜひ一度お試しください!

スタミナ効果が高いニンニクですが、「香りが強すぎて苦手」「食べると胃が痛くなる」という方もいるのではないでしょうか(実は筆者もその一人です)。そんな人にぜひ食べていただきたいのが、収穫して間もないフレッシュな状態で出回っている「新ニンニク(生ニンニク)」です。初夏だけ味わえる期間限定のニンニクになります。

通常の1カ月程度乾燥させてから出荷するニンニクよりも水分が多く、辛みやニオイもマイルドです。筆者おすすめの食べ方は、シンプルな焼きニンニクや炊き込みごはん。加熱するとホクホクとしたジャガイモのような食感を楽しめます。新ニンニクを見つけたら、ぜひ献立に取り入れてみてください。

新ニンニクおすすめの食べ方が、炊き込みごはん。味付けは塩のみ。1かけずつほぐし、皮ごと炊き込み、炊き上がったら皮を取り除けばOK!
新ニンニクおすすめの食べ方が、炊き込みごはん。味付けは塩のみ。1かけずつほぐし、皮ごと炊き込み、炊き上がったら皮を取り除けばOK!

筆者おすすめの調理法が、こちらの炊き込みごはんです。味付けは塩のみ。1かけずつほぐし、皮ごと炊き込み、炊き上がったら皮を取り除けばOKです!

クホクとした食感と優しい香りと甘みがクセになる!
クホクとした食感と優しい香りと甘みがクセになる!

見た目が白一色でわかりづらいですが、しっかりとニンニクが入っています。ホクホクとした食感と優しい香りと甘みがクセになりますよ! ぜひお店で見かけたら、毎日の食卓の元気をサポートするメニューとして試してみてはいかがでしょうか。

(野村ゆき)

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