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【2歳児と一緒に読んでみた】ページをめくりながら夢中でまねっこ! 親子時間がもっと楽しくなる『まねまねっこ』【書評】

  • 2026.7.7

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「絵本を読んでも、子どもはすぐにページをめくってしまう」「最後までじっと聞いてくれない」……そんな悩みを抱える親御さんも多いのではないでしょうか。2歳の娘を持つ筆者も、そのひとりです。

幼児期の子どもでも最後まで一緒に楽しめる絵本が欲しい! ——そんな親の願いをかなえてくれたのが、『まねまねっこ』(白泉社)。作者は、自身もパパである画家・たなかしんさんです。

本書は、ページをめくりながら、親子で同じポーズをしたり、表情をまねしたり。読むだけではなく、体を動かしながら一緒に遊べる“体験型絵本”です。2歳の娘と実際に読んでみた感想をお届けします。

いつものようにパラパラ高速でページをめくるも……

動物の名前や鳴き声を覚え始めた2歳の娘は、最近「わんわん!」「パオーン」とまねっこ遊びに夢中。『まねまねっこ』の表紙を見るなり、「わんわん! 犬! ケンちゃん……?」と大興奮。ケンちゃんとは、おばあちゃんの愛犬の名前です。たしかに、どことなく顔が似ているような……。

一方で、最近の娘は絵本そのものにはあまり興味がなく、ページをパラパラとめくること自体が楽しいお年頃。親が一生懸命読み聞かせようとしても、最後まで聞いてくれることはなかなかありません。

今回も例にもれず、ページをめくり始めました……。だけど次のページで一瞬、手が止まります。

「ん……?」

インパクトのあるいぬさんの「あっかんべー」が絵本全面に登場です。すかさず、親が「わーー! ◯◯ちゃん、いぬさんの『あっかんべー』だよ!」と興奮気味に伝えてみると……!?

「あはは、べー」と言いながら、舌を出して、いぬさんのまねっこをはじめました! 「上手~~!」と拍手をすると、自慢げにもう一回「べー!」。3回ほど楽しんだ後、またページをめくります。

思わず立ち上がって「どんどんどん!」

次に登場したのは、おさるさん。

目をぱっちり開くおさるさんのページでは「おさるさん、おめめ~」。続く、うさぎさんのページでは、「うさぎさん、ぴょんしてる」と興味津々。

動物たちの表情や動きに合わせて声を出し始め、少しずつ絵本の世界に引き込まれていきます。

そんな娘が一番反応したのは、ごりらさんのページでした。ごりらさんをじーっと見つめながら、なぜか「キティちゃん! ミニーちゃん!」と大興奮。「えっ、ごりらさんだよ?」と不思議に思いながら、親も改めて絵をよく見てみると……!?

理由が分かりました。娘が見ていたのは、ごりらさんが頭につけているリボンだったのです。「ほんとだ、ミニーちゃんやキティちゃんとおそろいのリボンだね」と声をかけると、娘はうれしそうに何度もうなずいていました。

大人では気づかないところに目を留める子どもの発見に驚かされるのも、絵本を一緒に楽しむ醍醐味。思いがけない会話が生まれる時間も、この絵本の魅力です。

さて、ごりらさんはどんなポーズをするのでしょう?

ページをめくると、ごりらさんがダイナミックにお胸を「どんどんどん!」! 娘も「ここ?」と、おそるおそるお腹を「とんとんとん」。

そこで、親がお手本を見せることに。ごりらさんになりきって、「もっと、どんどんどんだよ!」とダイナミックにお胸を叩いてみます。

娘はごりらさんのページと親の姿を交互に見つめると、さっきの3倍くらいの大きな声で「どんどんどーん!」と叫びながら立ち上がり、自分のお胸を元気いっぱい叩き始めました。

どんどんどん!と、楽しそう!
どんどんどん!と、楽しそう!

ごりらさんのページが一番気に入った様子。何度も何度もめくっては楽しんでいました。

ページをめくるたびに「やってみたい」が生まれる!

幼児との絵本時間は、最後まで座って読める日ばかりではありません。でも、『まねまねっこ』は違いました。ページをめくるたびに「やってみたい!」が生まれ、親も子どもも自然と体が動き出す…いい意味で立ち上がってしまう“体験型絵本”でした。お子さんとの絵本時間をもっと楽しみたい方は、ぜひ手に取ってみてくださいね!

文・写真=ダ・ヴィンチWeb編集部

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