1. トップ
  2. 夏の避暑にぴったり!“涼にひたる”【美術館3選】青森県立美術館・足立美術館・美ヶ原高原美術館

夏の避暑にぴったり!“涼にひたる”【美術館3選】青森県立美術館・足立美術館・美ヶ原高原美術館

  • 2026.7.4

夏の避暑にぴったり!“涼にひたる”【美術館3選】青森県立美術館・足立美術館・美ヶ原高原美術館

うだるような暑さを忘れさせてくれる、“涼”をめぐる夏旅へ! 風に揺れる花景色、ひんやり心地よいアートスポット、海風が吹き抜ける絶景の島、湯上がりに癒やされる北海道の温泉、そして涼を味わうごほうびかき氷まで。五感で楽しむ、とっておきの涼旅をご案内します。今回は夏におすすめのアートスポットをご紹介します。 ※掲載データは2026年6月10日現在のものです。詳細は各ホームページなどでご確認ください。

涼にひたるアートスポット

北国の美術館、涼しい館内から眺める美しい庭園、さわやかな風吹く高原の彫刻。感性がほどける涼やかなひとときを楽しんで。

【青森県】青森県立美術館

縄文の気配漂う、白いアート空間

世界文化遺産・三内丸山遺跡に隣接。縄文のエネルギーを着想源にデザインされた独創的な空間が広がる。白を基調にした建物のなかで、板画家・棟方志功や現代美術家・奈良美智など青森ゆかりの作家たちの作品に出合える。美術だけでなく演劇や音楽など幅広い文化発信も行い、青森の芸術風土を体感できる場所となっている。

青森県青森市安田字近野185
☎017-783-3000
開館時間/9時30分~17時(入館は16時30分まで)
入館料/展覧会ごとに異なる。常設展は一般700円
https://www.aomori-museum.jp/

奈良美智が手がけたシンボル作品のひとつ「あおもり犬」

美術館西側の屋外空間に静かにたたずむ、奈良美智が手がけた「あおもり犬」。少しうつむく表情が愛らしく、見る角度や季節で印象が変化する。

静寂に包まれるナイトミュージアム

7月から月に1回、20時まで開館を延長。日中の暑さを避け、ライトアップやネオンサインが彩る、夜ならではの空間を体感できる(10月、2月を除く)。

ネオンサインで青森を表現

館内には222個のネオンサインが設置。シンボルマークは、「木」と「a」で青森を表現。

【島根県】足立美術館

涼やかな館内から絵画のような名園を眺める贅沢時間

「庭園もまた一幅の絵画である」という理念のもと造られた名園は、米誌ランキングで日本一の庭園に選出。枯山水庭をはじめとする5万坪に及ぶ多様な庭園は、館内から鑑賞するスタイルで夏でも涼しく庭園美を堪能できる。借景の山々と調和する景色は、まるで一枚の日本画のよう。横山大観を中心とした日本画コレクションも見応えがある。

島根県安来市古川町320
☎0854-28-7111
開館時間/9時~17時30分(10月~3月は17時まで)
入館料/大人2500円
https://www.adachi-museum.or.jp/

夏の緑が映える白砂青松庭の美

横山大観の名作「白沙青松」をモチーフに作られた。なだらかな白砂の丘陵と、大小の松が織りなす景色が、大観の絵画世界を見事に表現する。

館内の窓枠を額縁に見立てた「生の額絵」

ガラスの向こうに広がるのは、絵ではなく本物の自然。四季のうつろい、風による木の揺らめき、光の陰影とともに変化する、自然による一期一会の生きた絵画だ。

枯山水庭が描く雄大な自然

立石や白砂で山や滝の流れを表現した主庭。自然の風景を凝縮したような美しさが広がる。

「日本画あれこれ しみじみと楽しむ美の世界」

日本画の多彩な表現を楽しめるよう、より親しみやすい題材を取り上げた作品を中心に展示。8月30日まで開催。

【長野県】美ヶ原高原美術館

標高2000m、美ヶ原高原の山頂に広がるユニークな野外美術館。1981年に箱根 彫刻の森美術館の姉妹館としてオープンした。北アルプスや浅間山を望む雄大な景色のなか、約250点の現代彫刻を展示する。草原に点在する作品を巡って、自然とアートが溶け合う開放感あふれる時間を楽しんで。夏は涼しい空気と、高山植物が彩る鮮やかな景色も見どころ。

長野県上田市武石上本入美ヶ原高原
☎0268-86-2331
開館期間/11月3日まで
開館時間/9時~17時(入館は16時30分まで)
入館料/大人1000円
https://www.utsukushi-oam.jp/

夏の湿原を彩る黄色の花景色
標高2000mに広がる屋外展示場

長野県の中央、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部にある。4万坪の屋外展示場には、およそ250点の現代彫刻を中心とした作品が点在。建物内には道の駅美ヶ原高原もある。

新谷琇紀「愛のモニュメント」

「愛」をテーマにした躍動感あふれる優美な作品。しなやかな肉体表現から、人間の感情や生命力が伝わってくる。

春から秋は高山植物の宝庫

8月~9月に見頃を迎える淡紫色のマツムシソウ。美ヶ原高原全体では、およそ200種類もの高山植物が咲く。

セザール「親指」

現代彫刻の巨匠が手がけた、草原にそびえる巨大な親指の彫刻は、思わず足を止める存在感。青空に映える迫力ある姿は、撮影スポットとしても人気を集める。


※この記事は「ゆうゆう」2026年夏号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

元記事で読む
の記事をもっとみる