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【木村多江さん】「年だから」は禁句。血流と筋力を“リセット”して保つ、美顔マッサージと食習慣

  • 2026.7.4

【木村多江さん】「年だから」は禁句。血流と筋力を“リセット”して保つ、美顔マッサージと食習慣

演技の幅をますます広げ、乗りに乗っている俳優の木村多江さん。超多忙な中でもハッピーオーラ満開の秘訣を聞いてみると、そこには「リセット」という美活キーワードが……。

Profile

木村多江さん

きむら・たえ●東京都生まれ。学生時代から舞台活動を始め、96年ドラマデビュー。以後、数々の映画やドラマに出演し、2008年の初主演映画『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など多数受賞。NHK BS『美の壺』の天の声を担当し、NHK Eテレ「木村多江の、いまさらですが…」に編集長役でレギュラー出演。出演映画『Never After Dark』、『おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?』が公開中。初主演となる紀伊國屋書店創業100周年記念公演『わたしの書、頁(ページ)を図る』は7月3日~19日に東京・紀伊國屋ホールで上演される。日本舞踊(師範)、野菜ソムリエの資格を持つ。

「年だから」は禁句。リセットし続ける

「血流と筋力」が最大のテーマだという木村さん。

「顔もスキンケアだけじゃなくてマッサージや筋トレが大事。押すと痛いのは滞っている証拠だから、痛いところをほぐしまくっています。とはいえ、私は顔の皮膚が弱くて、こすると赤くなるので押すだけ。皮膚科の先生からもこするのは一番よくないと言われています。優しくいたわる感じで押します。顔とつながっている頭皮もマッサージするといいですよ」

木村さんによると、耳の脇の凹みから顎関節までを押してみると意外と痛い、という。また、泣くシーンが多いお芝居のときは目の下のあたりが凝るし、眉毛付近も意外に凝っているのだとか。

「眉毛はつまむといいですよ」

加齢でまぶたが垂れて目が小さくならないように、眼筋のトレーニングも。

「おでこにシワができないように手のひらで押さえながら、目の周りの筋肉に力を入れると血流改善になります」

移動の車の中にもマッサージグッズを常備し、現場に入る前にマッサージしている。

「腕はだんだん上がらなくなって、耳の横につかなくなります。みんなは『年だから仕方ない』と言いますが、ほぐせば上がるようになるんですよ。脇や肋骨の間、鎖骨に自分の指をググッと入れてほぐすんです」

いかにリセットし続けるか。

「とにかく元に戻すことが大事」と木村さんは力説した。

滞りをなくして血流アップ

顔のツボ押し

普段意識していなくても、押してみると意外と痛い箇所がある顔。「押してみて痛いところは、元の痛くない状態にリセットすることを意識しています」。こすらずに、いたわるように優しく押すのがコツ。

マッサージガンとボール

凝っている箇所のマッサージのほか、癒着した筋膜をはがす「筋膜リリース」もできるマッサージ器、“マッサージガン”や“マッサージボール”を仕事場や家に常備。「ちょっとしたスキマ時間にほぐしています」

夏でも「鍋」で野菜をたっぷり

野菜ソムリエの資格を持つ木村さん。日頃から野菜をたくさんとることを心がけている。

「仕事の現場ではロケ弁が続くこともあるので、家では野菜をかなり意識しますね。サラダは好きでたくさんとりますが、必ず温かいものを先に食べて、体が冷えないようにしています。でも何と言っても、一番野菜がとれるのは鍋。タンパク質もとれますしね」

暑い季節でも、鍋はよく登場するそう。

「水炊きは特に好きで、鶏肉のほかにきのこやキャベツ、玉ねぎなどを入れます。鶏の脂がキャベツにからんでおいしいんですよ。ポン酢で食べたり、スープに味つけしてうどんすき風にしたり、最後にオリーブオイル、トマト、ご飯を入れ、チーズをかけてリゾット風にしたり。味つけを味噌にしたり、キムチを入れてチゲ風に味変するなど、バリエーションは無限ですね」

野菜たっぷりのポトフなら、次の日はカレーにアレンジし、さらに翌日はカレーうどんにするなど、工夫しながらラクにおいしく、野菜をたくさん食べている木村さんだ。

ちなみに、タンパク質は「4〜5時間おきくらいにとらないと自分の筋肉からアミノ酸を奪ってしまうそうなので、ゆで卵やチーズを一個を食べるとか、豆乳を飲むなど、合間合間にできるちょっとしたことを心がけています」。

日々たゆまぬ努力を続け、どんな役も受けて立つ、木村さん。今回の挑戦にも期待が高まる。
また「新しい木村多江」が見られるのだろうか?

「もちろんです。ロックな木村多江を観に来てください!」

【Information】紀伊國屋書店創業100周年記念公演『わたしの書、頁を図る』

図書館職員として何の変哲もない退屈な日々を送る柳沢町子。よく見かける利用者らの人物像や生活を妄想しては、また元の退屈な日常に戻る。しかし、自主映画を制作する青年の出現により、常連利用者たちの真の姿や想いを知ることとなり、激しく葛藤し、変化していく。誰もが持ちうるそんな葛藤を、新進気鋭の脚本・演出家がデジタルとアナログを融合し情感豊かに緻密に描き出す。表現力豊かな個性あふれる出演者たちの演技、歌、演奏も見どころ。

7月3日(金)~19日(日) 紀伊國屋ホール
作・演出・美術:小沢道成
出演:木村多江/味方良介 光嶌なづな 中井智彦/坂口涼太郎 猫背 椿
https://watashinosho.jp/


撮影/中村彰男 構成・文/依田邦代

※この記事は「ゆうゆう」2026年夏号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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