1. トップ
  2. 夫のモラハラに悩む専業主婦。優しく話を聞いてくれたのはPTAで知り合ったパパさんで……PTA不倫って本当にあるの?【著者インタビュー】

夫のモラハラに悩む専業主婦。優しく話を聞いてくれたのはPTAで知り合ったパパさんで……PTA不倫って本当にあるの?【著者インタビュー】

  • 2026.7.3

【漫画】本編を読む

小学生の子どもを持つ早紀、美穂、麻衣は子どもが幼稚園の頃から仲のいいママ友同士。「不倫なんて……」と口では言いながら、実は全員不倫している。夫からモラハラを受けている美穂はPTAで知り合ったパパに、子どもの不登校で悩む麻衣は会社の同僚に、そして非協力的な家族に疲弊する早紀は優しい言葉をかけてくれる息子のコーチに……。それぞれが心惹かれていく模様と、その後の選択、結末が描かれる。

『恋するママ友たち 私以外も不倫してた』(吉田いらこ/KADOKAWA)で描かれるのは、ごく普通の女性が抱える心の隙間と、そこから道ならぬ恋へと惹かれていく過程だ。家庭や育児に悩みを抱える3人の姿は身近で、その心の揺れを追ううちに読者に「もし自分だったら……」と考えさせる。著者の吉田いらこさんはよく知人から不倫について打ち明けられることがあるという。3人のキャラクターはどのようにして生まれたのか、不倫について取材をする中で感じたことを聞いた。

――ふたりめの主人公・七松美穂は専業主婦で家族を支える古き良き母というキャラクターで、実際は夫からのモラハラに悩んでいます。このキャラクター設定はどう考えましたか?

吉田いら子さん(以下、吉田):毎日頑張って家族を支えているのに“働いていない”という一点だけで引け目を感じている女性が実際にもいるのでは、と思い設定しました。

――美穂はPTAで出会った男性と仲良くなります。

吉田:これも実際に聞いたお話から設定しました。お話を聞いたときは「お互いの子どもと知り合いなのに踏みとどまれないものなのか?」と思ってしまいましたが、本当に男女の出会いはどこからでも始まりますね……。

――美穂は親からも否定され、自己肯定感が低い人間です。美穂をこのようなキャラクターにした理由はなんですか?

吉田:美穂のように自己肯定感の低い女性は、モラハラ男につかまってしまうと逃げ出せないことも多そうです。夫はまさかこんな妻が不倫するとは思いもしません。不倫は良くないのですが、美穂には「夫に打ち勝ってほしい」と考えてキャラクターを設定しました。息子のサッカークラブのコーチと不倫をする早紀は自分の意見や気持ちを真っ直ぐに伝えることができるキャラクターですが、女性は皆、早紀くらい強気で生きていってほしいと思います。もちろん、不倫はダメですが。早紀はモラハラをされても跳ね返しそうな強さがありますよね。

取材・文=原智香

元記事で読む
の記事をもっとみる