1. トップ
  2. エピソード
  3. 「集合の10分前に来てない人は置いてく」登校班のルールを勝手に変更⇒小1の子の言葉に青ざめたワケ

「集合の10分前に来てない人は置いてく」登校班のルールを勝手に変更⇒小1の子の言葉に青ざめたワケ

  • 2026.7.1

7歳の息子が小学校に登校する際に起きた出来事です。息子の通う学校では、家が近い家庭同士で登校班が組まれており、集合時間と場所が指定されています。あるとき、集合時間になっても登校班のメンバーがほとんどいないことが続き、親子で不思議に思っていたのですが……。

自分たちの都合で勝手にルール変更

息子の通う学校では、家が近い生徒たちで登校班が組まれています。親子で決まった時間に指定の場所に集まり、全員が揃ったら子どもたちだけで出発する流れです。遅刻や欠席の連絡は登校班内で行わないため、集合時間になっても来ていない場合は、先に登校してよいルールになっていました。

息子が風邪で3日ほど学校を欠席したときのことです。体調が回復し、久しぶりに登校班の集合場所に行ったところ、同じ1年生の女の子の親子1組しかいません。「みんなお休みですかね?」と私が声をかけると、保護者の方が「最近、時間ぴったりだとほとんど人がいないんですよ……」と困ったように教えてくれました。その日は仕方なく、あとから来た他の登校班に子どもたちを入れてもらい、ことなきを得た私たち。しかし「時間まで待ってもらえなかったってこと?」とモヤモヤした気持ちが残りました。

次の日、思いきって集合時間の10分前に行ってみたところ、もう出発しようと子どもたちが列に並んでいます。6年生の男の子のママが私たち親子を見て「あ、今日は来れたんだね!」とひと言。そこで私は3日間風邪で休んでいたこと、昨日は集合時間ぴったりに来たけれどもう登校班が出発したあとだったことを伝えました。

すると「どうせ休みか遅刻かなと思って! 私たちも忙しくて待っていられないし。帰って家事があるのよ」と言うのです。うんうんとうなずく他の保護者たち。そして「学校の決まりって、家庭の事情まったく考えてないわよね~。だからこっちで出発予定時間の10分前までに来なかったら出発って決めました! はい、なので出発~」と、まだ指定の時間になっていないのに、子どもたちを登校させようとします。私が「え、でもそんなルール知らない人いるんじゃないですかね? だってまだ来てないお子さんもいますし……」と声をかけますが「だーかーら! 忙しい朝に待っていられないって言ってるじゃん!」と言い返されてしまいました。子どもたちも「俺らも早く行って遊びたいし~」と騒ぎ始めます。

登校班の保護者たちに周知もせず、勝手に決めて実行していることに驚き、困惑。そして聞く耳を持ってもらえず困っていると、一緒に置いてけぼりになっていた1年生の女の子が静かに話し始めます。「学校のルールって破ってもいいの? 時間は守らなきゃいけないって先生が言ってたけど……。 あ、じゃあ私、先生に聞いてみる!」と真剣な顔で伝えてくれたのです。それを聞いた大人たちは、顔色を変えて「ごめんごめん! 冗談だよ!」と前言撤回。その後、時間ぴったりに集合場所に来た子どもも一緒に、全員揃って登校できたのでした。

小さな女の子が味方になってくれるとは思っていなかった私。驚いたと同時に、とてもありがたい気持ちになりました。先生の教えをしっかり守ろうとする純粋な子どもの前で、「忙しいから」と言い訳をして平然とルールを破り、挙句の果てに逆ギレまでしてみせたママたち。そのずるく身勝手な姿には、怒りを通り越して情けなさすら覚えました。大人が子どものお手本になれるよう、正しい行いをしないといけないと改めて感じた出来事でした。

著者:伊東杏/30代・ライター。わが道を行く7歳の息子と、ひょうきんな5歳の娘を育てる母。夫は理屈屋。「ていねいな暮らし」に憧れ、いつか自分も……と夢見ている。

作画:ryo

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む

クリエイター情報

ベビーカレンダー

ベビーカレンダーは妊娠・出産・育児の情報サイトです。みんなのクチコミや体験談から産婦人科検索、おでかけ情報、離乳食レシピまで。月間利用者1000万人以上。

の記事をもっとみる