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「うちの子にバイバイしないの!?」と我が娘にキレるママ友→「強要することですか?」と反論した結果

  • 2026.7.1
「うちの子にバイバイしないの!?」と我が娘にキレるママ友→「強要することですか?」と反論した結果

お迎えの門で起きたこと

娘の通う幼稚園には、同じクラスにどうしても波長の合わない子がいた。

子ども同士のことなので無理に仲良くさせるつもりもなく、私はそっと見守っていた。

その日のお迎えも、いつも通りのはずだった。門の前で、娘は隣にいた仲良しの子に手を振った。

「またあしたね、バイバイ」

たったそれだけの、ほほえましいやり取りだった。ところがその直後、相性の悪い子の母親がつかつかと娘に近づいてきた。

「うちの子にバイバイしないの!?」

すごい剣幕だった。四歳の娘に向かって、大人が顔を寄せて怒鳴っている。娘は固まり、私も一瞬、何が起きたのか飲み込めなかった。

娘の前で言い返した一言

呆然としかけて、すぐに我に返った。怒鳴られているのは、私の娘だ。

私は娘を背中にかばうように前へ出て、その母親をまっすぐ見た。子どもに頭を下げてまで挨拶させたいのかと。

「強要することですか?」

声を荒げたわけではない。けれど、引くつもりもなかった。母親は一瞬、言葉に詰まった。

「だって、無視されたら傷つくでしょう」

「四歳の子が、仲のいいお友達に手を振った。それだけです。挨拶しなさいと大人が怒鳴って、させるものですか?」

母親の顔色が変わっていった。口を開きかけて、何も言えずに飲み込む。

反論の言葉を探すように視線を泳がせたが、出てきたのは弱々しいつぶやきだけだった。

「そんな言い方しなくても……」

周りで様子を見ていた他のお母さんたちの視線が、いつのまにか彼女に集まっていた。さっきまで娘を見下ろしていた勢いは、もうどこにもなかった。

そっと離れていった背中

沈黙のなか、近くにいた一人のお母さんが小さく口を開いた。

「子どもに挨拶を強制するの、ちょっと違いますよね」

別のお母さんも、静かにうなずいた。場の空気が、はっきりと傾いたのが分かった。

怒鳴った母親は、自分が囲まれる側になったことに気づいたのだろう。みるみる勢いをなくし、目を伏せた。

「……もういいです」

そう吐き捨てると、子どもの手を引いて足早に去っていった。残された私たちのところに、先ほどのお母さんが寄ってきてくれた。

「ちゃんと言えて、えらかったですよ。あの剣幕、見てて怖かったもの」

娘はまだ少し緊張した顔をしていたが、私がぎゅっと手を握ると、ようやくほっとしたように笑ってくれた。

翌日からも、あの親子は私たちに話しかけてはこなかった。けれど不思議と、もう怖くはなかった。あの場で見ていた人たちが、何が正しいかをちゃんと分かってくれている。

それだけで、お迎えの門は前よりずっと歩きやすくなった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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