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【9月21日まで、東京都写真美術館】ビデオアートの先駆者が描くフェミニズム。回顧展『出光真子 おんなのさくひん――ある映像作家の自伝』。

  • 2026.6.28

家庭内の経験に基づく、表現する女性の役割。『出光真子 おんなのさくひん――ある映像作家の自伝』

日本の実験映画/ビデオアートの先駆者、出光真子。1960年代米国留学を機に、抽象画家サム・フランシスと結婚し二児の母となるが、創造表現への想いはやみがたく映像作家の道を歩む。70年代以降の作品ではテレビのメロドラマの語法を取り入れ、実体験をもとに家庭内の親子や夫婦の関係、表現者として生きる女性の社会的摩擦と役割といったテーマを独自の視点から描いてきた。近年国際的にあらためて注目される、フェミニズムをベースとするその実践に注目したい。


*「フィガロジャポン」2026年8月号より抜粋

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