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「冷房より除湿の方が涼しい…」SNSで話題のエアコン論争…『霧ヶ峰』三菱電機に“真相”を聞いてみた

  • 2026.8.14
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

夏本番を迎え、エアコンが欠かせない季節になりました。連日の猛暑で冷房を使う機会が増える一方、SNSでは「冷房より除湿の方が涼しく感じる」「結局、冷房と除湿はどちらを使えばいいの?」「冷房と除湿を切り替えてばかりで正解が分からない」といった、“冷房と除湿、どちらを使うべきか”についてたびたび話題になっています。

エアコンの「除湿(ドライ)」は、室内の湿気を取り除く機能です。湿度を下げることで体感温度が変わるため、温度があまり変わっていなくても涼しく感じることがあります。しかし、除湿にも種類があり、使い方によって快適さや電気代は異なります。

そこで今回は、エアコン『霧ヶ峰』を展開する三菱電機に、冷房と除湿の違いや、夏場におすすめの使い分けについて詳しく伺いました。

「冷房より除湿の方が涼しい」は本当? 体感温度との関係を聞いた

---SNSでは「冷房より除湿の方が涼しく感じる」という声も見られます。実際にそのようなことはあるのでしょうか。また、冷房と除湿では、体感温度や快適さにどのような違いがあるのか教えてください。

「『冷房より除湿の方が涼しく感じる』」というケースはあります。人が暑さや不快さを感じる要因は、気温だけではありません。湿度も体感温度に大きく影響しています。

特に湿度が高い日は汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなります。そのため、除湿によって湿度が下がると汗が蒸発しやすくなり、室温がそれほど下がっていなくても『涼しくなった』と感じることがあります」

猛暑日は冷房がおすすめ シーン別の上手な使い分けとは

---夏場を快適に過ごすためには、冷房と除湿をどのように使い分けるのがおすすめでしょうか。就寝時や在宅中など、シーン別の使い方や、サーキュレーターを併用する際のポイントも教えてください。

近年のような猛暑が続く日本の夏は、基本的には“冷房運転”がおすすめです。就寝時も、夜中に暑さで目が覚めてしまうことを防ぐため、エアコンはつけっぱなしにして室温を一定に保つのがよいでしょう。

冷えすぎが気になる場合は、『快眠モード』や『ねむりモード』など、室温を自動で調整する機能を活用すると快適に過ごしやすくなります。ただし、こうした機能の名称や搭載状況は機種によって異なります。

また、長時間リビングで過ごす場合には、『自動運転』がおすすめです。部屋の温度や体感温度をセンサーが判断し、温度や風量、風向を自動で調整してくれるため、細かな設定を何度も変更する必要がありません。

さらに、サーキュレーターを併用する場合は、部屋の反対側からエアコンに向かって風を送るのがポイントです。床付近にたまりやすい冷たい空気を部屋全体に循環させることで温度ムラが少なくなり、設定温度を少し高めにしても快適に感じられることがあります」

除湿にも種類がある? 電気代や使い方で気を付けたいポイント

---夏場に除湿機能を使うメリット・デメリットや、利用するうえで気を付けたいポイントを教えてください。電気代や設定温度などについて誤解されがちなことはありますか。

「先ほどお伝えしたように、真夏の暑さを和らげたい場合は、室温を優先して下げる冷房運転が適しています。一方、一般的な除湿機能である『弱冷房除湿』は、弱めの冷房運転を行いながら湿度を下げる仕組みです。そのため、冷房と同程度、あるいはやや電気代を抑えられる傾向があります。

ただし、すべての除湿が省エネというわけではありません。

例えば『再熱除湿方式』は、一度空気を冷やして湿気を取り除いた後、再び温めて室内へ戻します。室温を下げずに湿度だけを下げたい場合には便利ですが、その分、『弱冷房除湿』よりも電気代が高くなる傾向があります」

近年の日本の猛暑には「冷房」を 除湿も使い分けを

「冷房と除湿は何となく使い分けていた」という人も少なくないかもしれません。しかし、今回の取材からは、快適さを左右するのは気温だけではなく、湿度も重要なポイントであることが分かりました。

ただ、近年の夏は猛暑日が続くことも多く、基本的には冷房を活用しながら、湿度が気になる場面では除湿を取り入れるなど、その日の気候や過ごし方に合わせて使い分けることが快適に過ごすコツといえそうです。ただし、除湿方式によって電気代の傾向は異なるため、自宅のエアコンがどの方式を採用しているのか確認しておくとよいでしょう。

エアコンの機能を正しく理解して上手に活用すれば、快適性だけでなく、省エネにもつながる可能性があります。今年の夏は、自宅のエアコンの機能をあらためて確認し、自分に合った使い方を意識してみてはいかがでしょうか。


取材協力:三菱電機株式会社(公式HP

参考:
エアコンのプロが解説!温度・湿度が高い梅雨時期のエアコンの活用方法(三菱電機)

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