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「大阪からの営業電話かと…」7月から新登場する“携帯電話番号の先頭3桁”に「PHSを思い出す」意見さまざま

  • 2026.7.3
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

スマートフォンの契約数が増え続ける中、携帯電話番号の先頭3桁としておなじみの「090」「080」「070」の空き番号が少なくなっています。こうした番号不足に対応するため、総務省は2026年7月以降、新たに「060」から始まる携帯電話番号を順次利用できるようにすると発表しました。

これまで携帯電話番号といえば、「090」「080」「070」のいずれかが一般的でしたが、今後は「060」で始まる番号も加わります。なお、現在利用している番号が変更されるわけではなく、既存の番号はそのまま使い続けることができます。

では、なぜ新たに「060」が追加されることになったのでしょうか。

なぜ「060」が追加されるのか

総務省によると、2024年12月時点では、携帯電話の音声通話に使われる電話番号として、「070」「080」「090」で始まる11桁の番号が、電気通信番号計画に基づいて携帯電話事業者へ割り当てられていました。

しかし、1人で複数のスマートフォンや携帯電話を利用するケースが増えるなど契約数が拡大したことで、既存の番号帯だけでは将来的に不足するおそれが出てきたといいます。

この状況を受け、総務省は審議会での議論を経て、2024年12月20日に電気通信番号計画を変更。新たに「060-1~9」で始まる11桁の番号を携帯電話事業者へ割り当てられるようにしました。これにより、「060」で始まる携帯電話番号が2026年7月以降、順次利用可能となる予定です。

既存の番号はそのまま使える

新たな番号が追加されるといっても、現在利用している携帯電話番号が変更されるわけではありません。総務省も「現在御利用中の音声伝送携帯電話番号(070・080・090番号)は継続して御利用いただけます」と案内しています。

「060」で始まる番号は、新規契約や番号変更の際に、携帯電話事業者から順次割り当てられる予定です。そのため、現在「090」「080」「070」の番号を利用している人は、特別な手続きは必要なく、そのまま使い続けることができます。

また、一部の格安SIM事業者でも対応が進められています。IIJmioでは、2026年7月以降、「060」で始まる携帯電話番号を順次利用できるよう準備を進めると発表しており、対象は音声SIM・音声eSIM・SMS機能付きSIMです。

060という番号に寄せられた声

7月1日に060番号の追加が話題になると、X(旧Twitter)にはさまざまな反応が寄せられました。

中でも多かったのが、「060って言われるとPHSを思い出す」という声です。実際にはPHSで主流だったのは070番号ですが、見慣れない「060」という数字の並びに、不思議と懐かしさや違和感を覚えた人が多かったようです。

また、「060」という番号から「大阪の市外局番06」を連想し、混同してしまいそうだという声も目立ちました。「06から始まる番号を見ると、つい大阪からの営業電話かと思ってしまう」「060から着信があっても、一瞬では携帯電話だと判断しづらそう」といった反応が寄せられ、地域番号との混同を心配する人も少なくありませんでした。

一方で、「既存の090・080・070の番号が変わるわけではないので安心した」という声もあり、現在利用している番号に影響がないことから、大きな混乱にはならないのではないかという見方も広がっています。

新しい番号がもたらす電話のかたち

060から始まる携帯電話番号は、090・080・070の番号不足に備えるための制度的な対応であり、現在利用している番号が強制的に変更されるわけではありません。今後、新規契約や番号変更の際に、060で始まる番号が割り当てられるケースが出てくるという認識で問題ないでしょう。

一方で、「060」という番号に見慣れていないうちは、大阪の市外局番「06」と勘違いしてしまう人もいるかもしれません。知らない番号から着信があった場合は、これまでどおり慎重に対応し、必要に応じて発信元を確認してから折り返すなど、落ち着いて判断することが大切になりそうです。


参考:
060から始まる音声伝送携帯電話番号が、令和8年7月以降順次利用可能になります。(総務省)
IIJmioのモバイルサービスにおける「060」番号の提供開始のお知らせ(IIJmio)

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