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<部活の送迎問題>「事故が怖いから断る」vs「乗せてほしい」親の負担に悩む『ママたちの葛藤』

  • 2026.6.26

息子の入部をきっかけに、過酷な「送迎問題」に直面してしまい……? 筆者の知人の40代ママ・Aさんの体験談です。

画像: <部活の送迎問題>「事故が怖いから断る」vs「乗せてほしい」親の負担に悩む『ママたちの葛藤』

強豪部活に所属する息子

Aさんは中学生の息子を育てるママ。中学生になった息子は、強豪で活動も大変と噂される部活に入部しました。

働き方改革で部活動の日数や時間は制限されていますが、この部活は有志のママたちによって自主練習が代々運営されていて、毎日休みなく練習があります。

土日には遠征や練習試合も多く、そこで直面するのが「遠方の会場への送迎をどうするか」という問題。

これまではずっと「行ける人が乗せる」という保護者同士のチームワークで成り立っていたのですが、ライフスタイルの多様化に伴い、保護者間のスタンスに少しずつズレが生じ始めていました。

送迎問題にママたちは

Aさんは息子がやりたいと思って入部したのだから、親としても全力で息子のサポートをしたいという考えの持ち主。

チームスポーツだからこそ「全員で強くなってほしい」と考え、車を出せない家庭や送迎が難しいチームメイトがいれば、自分の車で一緒に連れて行ってあげるつもりでした。

しかし、Aさんが「送迎やるよ」と全体に申し出たとき、周囲のママたちの反応は真っ二つに分かれたのです。

二極化したそれぞれの本音

送迎を買って出たAさんに対し、「じゃあお願い」と頼んでくるママもいました。しかし、あまりに頻繁になると、それが当たり前のように感じられてしまい、引き受ける側のAさんの心に少しずつモヤモヤが募り始めます。

一方で「万が一の事故が怖いから、人の車には乗せられない」「気を遣うから自分で連れて行く」と送迎を断るママもいました。

チームとして強くなるためには、なるべく多くのチームメイトに練習や遠征に参加してほしいもの。でも、善意が負担になってしまうのも困るし、関係がギクシャクしてしまうのも避けたい……。

この二極化したママたちの反応に、Aさんはどうバランスを取るべきか頭を悩ませていたのです。

これからの部活の形

忙しくてどうしてもサポートが難しい家庭の事情も、万が一の責任を考えて慎重になる気持ちも、どちらも大切な我が子を思えばこそ。決してどちらかが「悪」というわけではありません。

息子のためにチームを強くできることには協力したいと思っているAさんでしたが、これ以上何ができるのだろうと悩む日々は続きます。

部活動の地域移行に伴い、昔のように「誰かが我慢して回す」形は変わっていくのかもしれませんね。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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