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デビューしても生き残れるのは一握り...元K-POPアイドルたちが語る、引退後の現実と“第二の人生”

  • 2026.6.26
JTBC PLUS / Getty Images

世界中の人々を魅了するK-POPアイドル。しかし、その華やかな世界の裏で、芸能活動を終えた後に新たな道へ進む人も少なくないよう。最近韓国では、芸能界を引退した元スターたちの“第二の人生”に関心が集まっているという。

元K-POPアイドルの“第二の人生”

芸能事務所の練習生になったり、オーディション番組に出演したりと、多くの若者たちがK-POPアイドルを夢見て努力を重ねているものの、デビューを掴める人はごくわずかであり、その後も長く芸能界で活躍し続けられる人はほんの一握り。そんな中、現在美容整形クリニックで“第二の人生”を歩んでいる元K-POPアイドルが注目を集めている。

元PRISTIN、HINAPIAのメンバーとして活動したチョン・ウヌは5月29日、自身のインスタグラムを更新し、美容整形クリニックのマネージャーとして新たなキャリアをスタートさせたことを報告し、話題に。

『The Korea Times』によるとウヌは投稿の中で、『Superstar K4』や『Voice Kids』、さらにMnetのオーディション番組『Produce 101』への出演を振り返るとともに、K-POPアイドルとして過ごした日々についてもコメント。

「私はもう28歳。働かずに生きていくわけにはいきません。生活のためには仕事をしなければならないので、江南の美容整形クリニックでマネージャーとして働くことを決めました。成功したアイドルになることに比べたら、もっと難しいことなんてないと思ったんです」

生活のために芸能界以外の仕事を選んだこと、そしてアイドル引退後の現実について率直に語ったウヌの動画には多くの反響が寄せられた。

  • 「諦めずにいてくれてありがとう。今も元気に過ごしていてくれることが本当にうれしいです。今どんなことをしていても、あなたにたくさんの幸せが訪れることを願っています」
  • 「あなたに会いたいよ。私たちはこれからもずっとPRISTINのファン。元気で健康に過ごしていてくれたらいいな。本当に大好き。K-POPアイドルとして活動してくれてありがとう」
  • 「今でもあなたは私のアイドル。どんな場所にいても輝いていてね」
  • 「『PRODUCE 101』の頃からウヌを応援していました。どんな場所でもきっとうまくやっていける。ファイティン!」

美容整形クリニックで働く元スターはウヌだけでなく、2014年にMnetのラップサバイバル番組『Show Me the Money 3』への出演をきっかけに注目を集めたラッパーのユク・ジダムもそのひとり。

『Unpretty Rapstar』シリーズでも活躍し、韓国を代表する女性ラッパーとして注目を集めた彼女も2026年5月初めに、美容整形クリニックでカウンセリングマネージャーとして勤務していることをインスタグラムで公表。

動画では、クリニックへ出勤し、制服に着替えて業務の準備を進める様子を披露し、オフィスワーク中心の新たな環境に慣れていく姿も映されている。

「自分だけがまだどん底にいるような気がしていた」

韓国の公正取引委員会が定める、芸能事務所とアーティストの専属契約期間は最長7年。契約満了後も活動を続けるためには再契約が必要となるものの、実際には契約更新に至らず、それぞれ別の道へ進むケースも少なくないという。

グループが活動を終える理由はさまざまであり、十分な収益を上げられなかったケースもあれば、メンバーがソロ活動や別の夢を追いかけることを選ぶケースもあるとのこと。グループ解散後も芸能界に残るケースは少なくなく、ソロ活動に専念したり、俳優業に転身する人も。

一方で、すべての元アイドルが芸能界に残るわけではなく、アイドル引退後の“第二の人生”を歩んでいる人もいるよう。

2008年に韓国でデビューした男性アイドルグループSM☆SH(スマッシュ) のメンバー、ナルことチュ・ヨンソクは、2026年2月に韓国初となるベーカリーサバイバルオーディション番組『天下製パン:Bake Your Dream』に出演。『Koreaboo』によると、彼は番組内で元アイドルであると告白し、このように語っていたという。

「2008年にトニー・アンが代表を務める事務所からSM☆SHとしてデビューしましたが、あまり人気がでず、グループは活動休止となりました。私と同じ30代の人たちは、それぞれある程度の地位を築いているのに、自分だけがまだどん底にいるような気がしていました」

「『自分はこれから何をすればいいんだろう』と悩んでいたとき、友人からパン作りを学んでみたらどうかと勧められたんです。もちろん不安もありましたが、とにかく挑戦してみることにしました」

ヨンソクによると、パンをオーブンに入れた後、店先に段ボールを敷いて2〜3時間だけ仮眠を取りながら働くこともあったといい、「パン作りは人生で一番努力したことだと思う」とも語っている。

「そんな状態であっても幸せでした。パン作りが好きでしたし、これが自分にとって最後のチャンスだと思っていたから。今はパン職人としての人生を“第二章”だと考えています。毎日、夢を焼いているような気持ちです」

芸能界での活動を終えた後も、自分らしい人生を切り開こうとする元スターたち。肩書きは変わっても、新たな夢に向かって歩み続ける彼らの姿には、多くの人に勇気付けられているはず。

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