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「人気の器・工芸作家」全国の作品展情報【2026年6月25日号】

  • 2026.6.25
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涼やかな型吹きの硝子の作品、しっくり組み合う工作と陶芸の合同展など。6月26日(金)から7月10日(金)に初日を迎える展覧会をご紹介します。

撮影=野村知也

松永圭太展

「松永先生の作品を見た者はその姿を決して忘れることはできないだろう。壷や茶碗の形をしながらも、表面には土が幾重にも重なり地層を形作っている。これは型に泥漿(でいしょう)を流し込む方法を用いることで、比重によって分かれた土が自然と地層の形となるのだ。今回は様々なバリエーションの茶碗に力を入れて制作して戴いた。中でも繭盌(まゆわん)と題する作品は河原の石を型の元としており、角のない柔らかな造形が特徴だ。松永先生の作品を前に自然の中を流れる悠久の時間を感じて戴けましたら幸いです」(しぶや黒田陶苑 店主)

DATA
会期/6月26日(金)~7月5日(日)
時間/11時~19時
会期中の休み/2日(木)
tel.03-3499-3225
Google mapで確認
東京都渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F

しぶや黒田陶苑

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谷口嘉 作品展

「40度を超える工房で制作されているとは思えないクールな作品は本格的な暑さを迎えるこれからの季節に、心地よさと涼やかさを与えてくれます。作品の印影の美しや形の面白さは型吹きならではです」(日々 店主)

DATA
会期/6月26日(金)~7月1日(水)
時間/11時~18時(最終日のみ~17時)
定休日/木曜
作家在廊日/26日(金)、27日(土)、28日(日)
tel.03-3571-0520
Google mapで確認
東京都中央区銀座6-6-1 銀座凮月堂ビル3F

日々

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小澄正雄 硝子展

「岐阜県で制作を続ける硝子作家・小澄正雄さんの展覧会を開催いたします。小澄さんは伝統的な宙吹きや型吹きの技法を用い、日常使いの器からクラシカルな趣を湛えた作品まで幅広く手がけています。無色透明に見える硝子にも微かな色味や揺らぎ、気泡が宿り、光を受けて静かな美しさを生み出します。古陶磁器や古硝子への深い造詣を背景に、江戸時代中後期の型吹き硝子を思わせる薄く軽やかな器づくりも特徴です。本展では透明な作品に加え、伊万里焼の呉須の吹き墨を思わせる意匠の作品もご紹介いたします。陶磁器のような趣と現代の暮らしに寄り添う美しさを、ぜひご高覧ください」(ギャラリーやまほん 店主)

DATA
期間/6月27日(土)~7月12日(日)
時間/11時~17時30分
定休日/火・水曜
作家在廊日/27日(土)
tel.0595-44-1911
Google mapで確認
三重県伊賀市丸柱1650

ギャラリーやまほん

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唐津 德澤光則展

「目を大きく見開いて呼吸を整え、
指先に全神経を集中させる…
せめてあと数センチ、あと数ミリ…
光と影が織りなす造形美と釉薬の調べは
則ち己の目指す遥か遠い陶の境地。
かたくなに守る伝統の技と美意識を武器に、
ライフワークとする朝鮮唐津の革新に向けて
つき進む德澤光則の挑戦にお立ち会いください」
(日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊)

<写真>德澤光則「朝鮮唐津花器」高さ37.8×幅23.3×奥行23.2cm

DATA
会期/7月1日(水)~6日(月)
時間/10時~19時(最終日のみ~17時)
無休(日本橋三越本店 本館に準ずる)
作家在廊日/要お問い合わせ
tel.03-3241-3311(大代表)
Google mapで確認
東京都中央区日本橋室町1-4-1

日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

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佐々木伸佳 硝子展

「1980年岩手県生まれ。現在は静岡県伊豆市の工房を拠点に、『レースガラス技法』などヴェネツィアの伝統的技法を用いて制作。ガラスに浮かび上がる緻密な紋様や線の美しさが魅力。今展では花器やオブジェ、茶道具など新作を発表」(日本橋髙島屋 S.C. 本館6階 美術工芸サロン)

<写真>佐々木伸佳「花の器」H24×W31×D13cm

DATA

会期/7月1日(水)~6日(月)
時間/10時30分~19時30分
無休(日本橋髙島屋S.C.本館に準ずる)
tel.03-3211-4111(代表)
Google mapで確認
東京都中央区日本橋2-4-1

日本橋髙島屋 S.C. 本館6階 美術工芸サロン

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澤山工作所 宇田令奈展

「澤山さんと宇田さんの二回目の合同展です。工作と陶芸、ややもすれば異種格闘技のようですが、しっくり組み合い思わず笑みがこぼれ、『なるほど』といった声も聞こえます。かわいらしいな、楽しいな、そういうものたちは世代や時代を超えて愛されていくのでしょう。今年もまた店内にそうした作品たちが集合します。みなさまの笑顔や歓声をお待ちしております」(Hase 店主)

DATA
会期/7月4日(土)~11日(土)
時間/12時~18時
会期中の休み/6日(月)
tel.052-414-5465
Google mapで確認
愛知県名古屋市中村区名駅5-10-7 花車ビル中館1F

Hase

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清水なお子展

「ふんわりやわらかな絵付は清水なお子さんならでは。京都の人気作家、藤塚光男さんのもとで修業し、独立しました。涼し気な染付の作品を中心に出品いただく予定ですが、清水さん独特の感性の愛嬌ある色絵も見逃せません。写真左の作品の釉薬は、右の作品とは違って古いもののような趣を感じさせるもので、作品によって釉薬を使い分けているのも見所です。程よい厚み感で日常使いにぴったりの清水さんの器たち。毎日の生活に欠かせないものになると思います」(宙 店主)

DATA
会期/7月4日(土)~12日(日)
時間/11時~18時
会期中の休み/7日(火)、8日(水)
tel.03-3791-4334
Google mapで確認
東京都目黒区碑文谷5-5-6

宙 SORA

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村上躍展

「ろくろを使わず自らの手で土を積み上げ、指先に集中する。手間のかかる手捻りという手法を、村上さんは変わらずに続けている。かすかに残る手の跡には心のゆらぎが映し出されるようだ。鳥の声や風の音、豊かな木々や山野草に包まれる八ヶ岳での暮らしの中で、滋味深いうつわたちが、静かに丁寧に生まれてゆく」(萬器 店主)

DATA
会期/7月4日(土)~12日(日)
時間/10時~19時(最終日のみ~16時)
会期中無休
tel.03-5284-8220
作家在廊日/4日(土)
Google mapで確認
東京都足立区千住4-18-11 宿場町通り

うつわ萬器

撮影=大社優子

吉田崇昭展

「福岡で作陶されている吉田崇昭さんの個展を開催いたします。伝統的な文様への深い尊敬から生まれた染付の作品は、独自の感性が重なり、より豊かに広がりを見せています。ユーモアと愛らしさのあるオリジナルの文様には、何気ない日常のなかに美を見つめる作り手の眼差しがあふれています。味わい深い吉田さんの世界を、どうぞお出かけになりご覧ください」(うつわ祥見 店主)

DATA
会期/7月4日(土)〜12日(日)
時間/12時~18時
会期中の休み/7日(火)
tel.0467-81-3504
Google mapで確認
神奈川県鎌倉市御成町5-28

うつわ祥見 onari NEAR

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唐津 安永頼山 茶陶展

「安永頼山(らいざん)の《絵唐津茶盌》を見たとき、ふっと利休の朝顔の茶会の逸話を思い出した。朝顔を観る茶会を申し入れた秀吉が利休の屋敷に着くと、庭にあるはずの朝顔の花がすべて摘み取られ、一番美しいと思われる一輪の朝顔が茶室に活けてあったというのだ。

利休の美学を伝える逸話だが、この茶盌に描かれた円相は、ほぼ半円で筆の勢いが止まっている。そのため筆跡に力が籠っているのだ。それは端反りの茶盌にも言える。唐津の良さは自由で大らかな造形だが、描き過ぎず造り過ぎないことで、逆に力強さが凝縮している。この茶盌は、古唐津を写した茶盌ではなく、古唐津の本質を表現した茶盌である。そこに安永の美学が感じられる。安永頼山は、間違いなく茶陶唐津の明日を担う作家である」(森孝一 美術評論家・日本陶磁協会 常任理事)

DATA
会期/7月4日(土)~9日(木)
時間/11時~19時(最終日のみ~17時)
会期中無休
tel.03-3352-5118
Google mapで確認
東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル地下2F

柿傳ギャラリー

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松谷文生 展 FUMIO MATSUTANI CERAMIC EXHIBITION

「力強くうねる造形と、その表面を彩る鮮やかな釉薬。松谷文生さんの作品は、一見すると大胆でありながら近付くほどに繊細な釉薬の粒子や緻密な仕事が見えてきます。黒、青、黄、白の豊かな色彩は、躍動感あるフォルムと呼応しながら、見る者を惹きつけます。鑑賞作品なのか、日々使う器なのか。その境界を定めることなく、手にした人それぞれの暮らしや感性の中で完成していくことを、松谷さんは大切にされています。進化を続ける松谷文生さんの現在地を、本展にてぜひお愉しみください」(Sophora 店主)

DATA
会期/7月10日(金)~28日(火)
時間/10時~18時30分(最終日のみ~17時30分)
定休日/木曜 ※8日(水)、9日(木)は、展示替えのため臨時休業。※急な変更は、HPやInstagramで確認。
作家在廊日/10日(金)、11日(土)、12日(日)、25日(土)、26日(日)、27日(月)、28日(火)
tel.075-211-5552
Google mapで確認
京都府京都市中京区二条通寺町東入ル榎木町77-1 延寿堂ビル1F
Sophora

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