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ぎゅうぎゅうの満員電車、朝からピリつく車内…心に蓄積した不快感、どうにかしたい!「すぐできる解消法」を、心理カウンセラーが解説

  • 2026.6.25

満員電車に乗っていると、それだけで気分がピリピリしたり、どんよりしたりしてしまうこと、ありますよね。

ぎゅうぎゅうの空間にいるだけで疲れてしまって、そのまま一日ずっと気分を引きずってしまう――そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

本記事では、心理カウンセラー・植西聰氏の著書から、満員電車が不快に感じる心理学的な理由と、気分を切り替えて上機嫌で過ごすための、日常でできるちょっとした工夫をお届けします。

※本記事は書籍『上機嫌のつくりかた――自分も周りも幸せになる』(植西 聰:著/自由国民社)から一部抜粋・編集したものです

 

満員電車の中で、人はなぜ不機嫌な顔になってしまうのか

公園など広々とした場所に身を置いてみる

満員電車に押し込められている人の顔を見ると、一般的に、不機嫌そうな顔をしている人が多いように思います。では、なぜ人は満員電車の中にいる時、不機嫌な表情になってしまうのでしょうか。

その原因の一つには、「パーソナル・スペース」が関係していると思われます。パーソナル・スペースというのは、心理学の言葉です。人は、一定以上、他人に近寄られると不快に感じる空間領域を持っています。それが、パーソナル・スペースです。

満員電車の中では、人は体をくっつけあうようにしていますから、このパーソナル・スペースを侵されて不快感をおぼえている人が多いのです。その不快感が、人を不機嫌にします。人によっては、満員電車での不快感を引きずったまま会社に行き、仕事をしながらもずっと不機嫌な顔をしている人もいるかもしれません。

一方で、公園のような広々とした場所にいると、清々しい気持ちになる、という経験のある人もいると思います。そういう意味では、毎日満員電車に揺られて通勤している人は、たとえば昼休みに公園など広々とした場所に身を置くように心がけるのもいいと思います。

あるいは、会社の屋上に出て、広々とした空を眺めるのもいいでしょう。また、机の上に、広々とした草原などの風景写真を飾っておいて、それを眺める、というのも効果的です。そうすることで、満員電車の中で心の中に蓄積した不快感を解消することができます。そして、清々しい気持ちで、上機嫌で仕事ができるようになります。

 

お気に入りの洋服を着るだけでも、精神的に良い影響を得られる

「お気に入りの洋服を着る」ことが、人を上機嫌にする

「お気に入りの明るい洋服を着て外出する」というだけで心がウキウキしてくる……という経験がある人も多いと思います。お気に入りの洋服を着るだけで、上機嫌になれるのです。

実は、「お気に入りの洋服を着る」ということが人間の精神面に良い影響を与えることは、科学的にも知られているのです。

ある調査では、お気に入りの洋服を着る前と、お気に入りの洋服を着て外出した後で、その人のホルモンの状況にどのような変化が現れたかが調べられました。その結果、「ストレスホルモンが減る」「気分が高揚するホルモンが増えた」という結果が得られたといいます。

そういう意味から言えば、日常生活の中で大いに「お気に入りの洋服を着る」ということを楽しむように心がけていくのがいいと思います。お気に入りの洋服を着て、明るい表情となって、元気一杯で、上機嫌になる日々を多くするように心がけるのです。

お気に入りの洋服を着て食事に出かけたり、劇場に行くのでもいいでしょう。お気に入りの洋服を着てコンサートに行ったり、展覧会を見に行くのもいいと思います。そうすることで、生きていくことが一層楽しくなります。人生の中で「上機嫌な日々」が増えていくのです。

 

 

著者:植西 聰(うえにし・あきら)
 
東京都出身。著述家。学習院高等科・同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の『成心学』理論を確立し、人々の心を元気づける著述活動を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。主な著書に『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)、『平常心のコツ(自由国民社)』、『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房)、『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)、『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)、『「カチン」ときたときのとっさの対処術』(KKベストセラーズ・ワニ文庫)、『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)、『運命の人は存在する』(サンマーク出版)、『願いを9割実現する マーフィーの法則』(KADOKAWA)など、ベストセラー多数。

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