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「10億ぐらいにはなっていた」『元警視庁刑事』が激白…初めて“違法薬物”を押収した【桁外れの経験】とは

  • 2026.7.13
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(C)テレビ朝日

テレビ朝日のポッドキャスト番組『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜』は、お笑いコンビ『アルコ&ピース』の平子祐希さんと酒井健太さんがさまざまな分野の文化人ゲストを招き、その人生や本性に迫る番組。

#123の配信回では、ゲストに元警視庁警部補で治安戦略アナリストの小比類巻文隆さんが登場。入庁直後から爆弾処理班や国際捜査官として前線を歩み、殺人や強盗、誘拐事件などあらゆる捜査本部に参加してきた30年のキャリアを持つ小比類巻さん。スタジオに現れた瞬間に放たれる圧倒的な佇まいの秘密や、上海マフィアのボスを追い詰めたレジェンド級の捜査秘話、そして警察の道へと導かれた奇跡的な運命の裏側が次々と明かされていきました。

上海マフィアのボスを猛追!見習い時代に直面した「160kgの違法薬物」と職人芸のコンテナ捜査

番組冒頭、小比類巻さんの持つ圧倒的なオーラに「佇まいが室井さん」「組み合った時に気づいたら地面なんだろうな」と戦々恐々とするアルピーの2人。しかし、小比類巻さんからは「そこがいかにハッタリかませるかなんです」と意外な一言が飛び出し、スタジオ大爆笑!場の空気が和んだなか、話題は小比類巻さんが現役時代に扱ってきた壮大な事件へと移ります。

長年、海外から入ってくる大口の密輸や芸能人などの社会的反響の大きい事件を担当してきたという小比類巻さん。キャリアの初期に初めて押収した違法薬物の量は、なんと160kgという桁外れの規模でした。酒井さんが当時の金額を尋ねると、小比類巻さんから返ってきたのは「10億ぐらいにはなっていた」という衝撃の一言。島国である日本へドンと入れてバッとさばこうとする密輸組織の思惑を明かします。さらに、中国の上海マフィアのボスを追跡するなかで、すでに国内に入り込んでいたこの大量の薬物を現場で発見したという映画さながらの功績を語りました。

こうした密輸を防ぐ税関や警察の捜査について、小比類巻さんは「コンテナの溶接の跡が新しい」といった不自然な違和感をX線検査などで見つけ出す技術を「職人芸」と表現。かつて港湾でコンテナ修理のアルバイト経験があり、溶接の粗さや古い錆びの違いを知る平子さんも、その緻密なプロの視点に深く共感していました。一見すると平穏な日常の裏側で、国際的な犯罪組織と対峙し、巨額のリスクを水際で食い止める捜査官たちの執念には、言葉を失うほどの緊迫感が漂っています。

外務省のキャリアを蹴って直訴!?警察学校の門前で動き出した「運命の道」とアレルギーの記憶

凄惨な事件の前線で戦い続けてきた小比類巻さんですが、その警察官への第一歩は、驚くべき偶然と衝動から始まっていました。

実は18〜19歳の頃、国家公務員試験の養成専門学校に通っていたという小比類巻さん。当時は周囲の流れに従って試験を受け、なんと外務省の一次試験を突破していたという秀才ぶりが明かされます。しかし、ある日たまたま中野にあった警察学校の前を通りかかった際、何かに引き込まれるように門前に立っていた警察官へ「どうやって警察官になれるんでしょうか?」と直接声をかけたのだそうです。

その衝動のまま、外務省の面接試験をすっぽかして警察の道へ飛び込んだという小比類巻さん。後から「門前に立っていたのは、たまたま教官として働いている本物の警察官だった」と知り、優しく書類を準備してくれたその出会いに運命を感じたといいます。元々、母親から「子どもの頃に警察官になりたいと言っていた」と聞かされるほど根底には憧れがあったものの、学校の勉強自体は「教科書みたいな形でドンと出されると、なんかこう、アレルギーが反応起こしてしまう」ほど苦手だったという人間味溢れるギャップに、アルピーの二人も親近感を覚えながら聞き入っていました。

識別番号「9110」が証明する奇跡!柔道で培ったハックと菊池教場での過酷な訓練

自らの直感を信じて警察官となった小比類巻さんですが、入庁後に付与された個別番号にも、誰もが鳥肌を立てるような奇跡が隠されていました。

小比類巻さんに与えられた社員番号のような識別番号の末尾は、9110。米軍基地がありアメリカンな雰囲気の漂う青森県三沢市で育った小比類巻さんにとって、アメリカの救急番号「911」と、日本の警察番号「110」が奇跡的に融合したこの数字をもらった瞬間は、「あ、運命だったのかな」と強く実感したと振り返ります。

高校時代には、野球の推薦で入学したにもかかわらず「なぜか柔道部に入っていた」という破天荒なエピソードを明かしつつ、その強靭なフィジカルを武器に警察学校での過酷な10か月間の訓練を耐え抜いた小比類巻さん。「菊池教場でしたね。忘れもしない。副教官は山崎でした」と、今でも当時の教官の名前を鮮明に覚えているほどの厳しい訓練を経て、本物の国際捜査官へと、組織の中で叩き上げられていったプロセスが語られました。

上海マフィアとの死闘から、外務省の試験を蹴って警察官になった衝撃の直訴、運命の識別番号にいたるまで、前線で戦う男のリアルな生き様がこれでもかと飛び出したエピソードでした。


アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜【テレビ朝日】
日本の安全は?警視庁30年のキャリア。元警部補が語る、薬物事件と海外組織に対する捜査 #123

[配信日時]2026年7月7日
[出演者]平子祐希(アルコ&ピース)、酒井健太(アルコ&ピース)、小比類巻文隆
[番組URL]https://www.youtube.com/watch?v=GdJV-sNcgAY

(C)テレビ朝日

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