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『和声と創意の試み』、『STILL LIFE -スティル・ライフ-』、『心中天の網島』【伊達なつめさんの一押しステージ情報】

  • 2026.6.24

演劇ジャーナリスト・伊達なつめさんのおすすめ作品をご紹介。今回は『和声と創意の試み』、『STILL LIFE -スティル・ライフ-』、『心中天の網島』の3本をピックアップ!

アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、ラドワン・ムリジガ ローザス、アトラファイブ『和声と創意の試み』

Photo= Anne Van Aerschot

ダンスと音楽は切っても切れない関係にあるが、ケースマイケルの場合は、複雑な楽曲の構造を一音符に至るまで綿密に分析して構成する徹底ぶり。そんな彼女が、対照的なタイプの振付家ムリジカと組み、誰もが知るヴィヴァルディの《四季》に挑む。ブレイクダンスを取り入れるなど広い間口から攻めに転じるのが楽しみ。

振付=アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル、ラドワン・ムリジガ
共同創作・出演=ボシュチャン・アントニッチ、ナシーム・バダグ、ラヴ・クルンチェヴィッチ、ホセ・パウロ・ドス・サントス
音楽=アントニオ・ヴィヴァルディ《四季》
6月19日(金)~21日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール ※愛知、京都公演あり
(問)SAFチケットセンター  TEL : 0570-064-939

『STILL LIFE -スティル・ライフ-』

©Mats Bäcker

無敵の表現者森山未來は、プロデューサーやキュレーターとしても出身地神戸を中心に精力的に活動している。その広いパースペクティブと行動域を背景に、ノルウェーの鬼才オイエン(振付)が森山とプロイエットのために神戸で創作したのがこのデュエット。人間と自然の関係を見つめる静謐で演劇的な空間が出現する。

演出・振付・テキスト=アラン=ルシアン・オイエン
出演=森山未來、ダニエル・プロイエット、混声合唱団はもーるKOBE
6月20日(土)、21日(日) 神戸文化ホール 中ホール ※神奈川、静岡公演あり
(問)サンライズプロモーション  TEL : 0570-00-3337

まつもと市民芸術館プロデュース 木ノ下歌舞伎『心中天の網島』アクセシビリティ版

古典歌舞伎の原典やスタイルを活かしながら、ヴィヴィッドなドラマを紡ぎ出す木ノ下歌舞伎。今回の人気レパートリー『心中天網島』(写真左は木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一、右は演出の糸井幸之介)では、いつものわかりやすさに加え、日本語字幕や手話や音声ガイドを演出に取り込むほか、可能な限りのアクセシビリティを尽くして、ひとりも取り残さない観劇環境を目指す。

作=近松門左衛門 監修・補綴=木ノ下裕一 演出・作詞・音楽=糸井幸之介
出演=日髙啓介、湯川ひな、伊東沙保、西田夏奈子、武居 卓、緒方壮哉、大鷹明良
7月10日(金)~12日(日) まつもと市民芸術館 小ホール ※神奈川、兵庫、鳥取、愛知、東京、岩手、新潟公演あり
(問)まつもと市民芸術館チケットセンター  TEL : 0263-33-2200

文=伊達なつめ

※InRed2026年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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この記事を書いた人

伊達なつめ

演劇ジャーナリスト。演劇、ダンス、ミュージカルなど、国内外のあらゆるパフォーミングアーツを取材し、多数の雑誌・webメディアに寄稿。

X:@NatsumeDate
Website:http://stagecalendarcv19.com
 

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