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【お湯を注げばみそ汁に】戦時中のご飯のお供「カルシウム八目みそ」を作ってみた!8種具材の旨味凝縮♪

  • 2026.6.21

管理栄養士のともゆみです。根菜やワカメなど8つの食材が入った栄養豊富なおみそを見つけました。その名も「カルシウム八目みそ」。ご飯の上にのせて食べてもいいし、お酒のアテにもなり、お湯を入れたらみそ汁に変わる。その上冷蔵庫で1か月も日持ちするそう。昭和15年、食糧不足の時代に編み出されたレシピですが、今の時代も万能選手になりそうです。


「カルシウム八目みそ」はこの雑誌から…

「カルシウム八目みそ」は、農家向けの月刊誌『家の光』の別冊付録で見つけました。『家の光』という雑誌は、大正14年(1925年)に創刊されたJAグループのファミリー・マガジンです。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を掲載しています。

100周年を迎えた『家の光』2025年5月号には「いま、よみがえる『家の光』台所の知恵ベストセレクション」という別冊付録が付いていました。100年分の記事から厳選した「台所の知恵」を、現代でも実践しやすいようにアレンジして紹介していますよ。



昭和15年9月号の『家の光』に掲載された、読者投稿の「カルシューム味噌」は9つもの食材を使い、栄養がとれるように工夫されています。今回作る「カルシウム八目みそ」は、当時の「カルシューム味噌」をもとに、食べやすくアレンジしたものです。

「カルシウム八目みそ」の材料と作り方

【材料】
ごぼう(よく洗ってささがきにしたもの)…1/2本分(100g)
長ねぎ(縦半分に切ってから小口切り)…1本分(100g)
にんじん(細切り)…1/3本分(50g)

[A]
白いりゴマ…10g
かつお節…5g
おぼろ昆布(キッチンばさみで細かく切る)…3g
あみえび…3g

みそ…200g
みりん…大さじ1
乾燥ワカメ…6g
ゴマ油…大さじ1/2



【作り方】
1. フライパンに[A]を入れて弱火にかけ、カラカラになるまで1分ほど煎ります。



2. 粗熱がとれた1をすり鉢に入れてすります。



3. フライパンにゴマ油を入れて中火にかけます。温まったら、ごぼうを入れてしんなりするまで炒めます。



4. ごぼうがしんなりとしてきたら、長ねぎとにんじんを加えて炒めます。



5. 4にみそとみりんを加えて弱火にし、もったりとするまで炒めます。


6. 52と乾燥ワカメを加えて混ぜたら出来上がりです。



旨味いっぱいで意外とおいしい



それではいただきます。

たくさん栄養素が入っていて体にいいのはわかるんですが、材料が多いので味の方はどうなんだろう…まとまるのかなこれ?とちょっと心配でした。それが、意外にも(笑)おいしいです!

かつお節をはじめ、あみえびやおぼろ昆布などの旨味が口の中いっぱいに広がり、白ゴマの香ばしさやごぼうの風味もしっかりしていて力強い味わいです。みそ味だからか、田舎のおばあちゃんが作ったような懐かしさも感じます。

そのまま食べても充分おいしく、ご飯が進むおかずになります。お湯でのばせば、あっという間に具沢山のみそ汁になってラクチンですね。

ゴマの栄養素

「カルシウム八目みそ」には乾物類が多く使われ、カルシウムをはじめとした微量栄養素(※)が満遍なく含まれています。その中でも特にゴマはさまざまな栄養素が豊富に含まれています。

ゴマの成分は半分以上がリノール酸、オレイン酸といった不飽和脂肪酸で、コレステロールや中性脂肪の数値を下げる働きが期待できます。ビタミン類ではビタミンB1・B6が多く、疲労を防ぎ、神経を正常に保つほか、骨や歯の健康に欠かせないカルシウムと、貧血を予防する鉄が多く含まれているのが特徴です。また、ゴマの種皮は硬いため、栄養分をしっかり吸収するためには、切ったりすり潰してから料理に使用します。

(※)微量栄養素とは…微量ながらも人の発達や代謝機能を適切に維持するために必要な栄養素であるビタミン、ミネラルを意味する

栄養も旨味もたっぷりの「カルシウム八目みそ」は、そのままで食べてもみそ汁にしてもおいしく、日持ちがするのでとても便利だなと思いました。密閉容器に入れて冷蔵庫に入れておけば1か月保存可能だそうです。

20gずつラップに包んで、みそ玉にして保存しても。なくなったらまた作って常備したいと思います。

参考Web:
微量栄養素
https://x.gd/TuiUA

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版

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