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「大好き、世界で一番かわいい。結婚しよう」→「ごめん、もう別れたい」と数日で気分が変わる彼と別れた結果

  • 2026.6.17
「大好き、世界で一番かわいい。結婚しよう」→「ごめん、もう別れたい」と数日で気分が変わる彼と別れた結果

甘い言葉の落差

大学最後の年に付き合った、ひとつ年下の彼。

愛情表現は、こちらが戸惑うほど過剰だった。

「大好き、世界で一番かわいい。結婚しよう。次、いつ会える?」

会うたび、メッセージのたびに、そんな言葉が降ってくる。

最初は嬉しかった。けれど、それが数日後にはひっくり返るのだと、私はまだ知らなかった。

ある夜、スマホに短い一文が届いた。

「ごめん、もう別れたい」

つい先日まで結婚の話をしていた人の言葉とは思えなかった。理由を聞いても要領を得ない。

私は混乱したまま、彼に伝えた。

「一回ちゃんと、会って話そう」

繰り返す乱高下

会いに行くと、彼はけろりとした顔で笑っていた。

「やっぱり別れたくない。やっぱり好きだ」

胸を撫で下ろしたのも束の間、また数日すると同じ連絡が来る。

「別れたい」「やっぱり好き」。

その往復が、ひと月で三度も繰り返された。

三度目に「別れたい」と来たとき、私はもう前のようには動揺しなかった。

代わりに、こぼれたのは静かな確認だった。

「結婚しようって言ったのに、もう別れたい」

「いや、それは…今はそう思ってるだけで」

「その今に、私は何回振り回された?」

「分かった。じゃあ、そうしよっか」

私が静かにそう続けると、画面の向こうの空気が変わった。

「えっ、待って。なんでそんな冷たいの」

「冷たいのは、どっちなんだろうね」

引き止めようと言葉を重ねる彼に、私はもう心が動かなかった。

甘い言葉で舞い上げては、数日後に突き落とす。その情緒のジェットコースターに、ずっと無理やり乗せられていただけだったのだと、ようやく腹の底から気づいたから。

旅先で取り戻したもの

その後、私は友人たちと卒業旅行で海外へ飛んだ。

社会人になる前、最後の自由な時間だった。

知らない街の風、笑い転げる夜、見たこともない青い海。

彼の通知に怯える必要のない数日間は、信じられないほど身軽だった。

「ねえ、あんた最近すごく顔色いいよ」

友人にそう言われて、初めて気づいた。自分が、どれだけ消耗していたのかに。

帰りの飛行機の中で、彼から「やっぱりやり直したい。もう一回だけチャンスをくれ」と長いメッセージが届いていた。

以前の私なら、その一文だけでまた揺れていたと思う。

でも、もう違った。

「そのチャンス、私はもう三回あげたよ」

短くそう返して、私は窓の外の雲を眺めた。引き止める言葉が立て続けに届いたけれど、画面はもう開かなかった。

振り回されていた日々を抜けて、自分の人生のハンドルを、ようやく自分の手に取り戻せた。あの旅は、その始まりの合図だった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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