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「男のくせに器が小さいのよ!」生活費から30万抜いた妻の逆ギレ。翌週、夫の反撃に妻の態度が一変したワケ

  • 2026.6.16

消えた30万円

数年前から、妻はアイドルの追っかけに夢中になっていた。

遠征やグッズに使うのも、自分のパート代の範囲なら好きにすればいい。私はそう思って黙っていた。

潮目が変わったのは、生活費の口座を確認した日だ。30万円もの使途不明金が、いつの間にか消えていた。

「この30万、何に使ったんだ!?」

「ああ、それ。後で戻すつもりだったの」

妻は悪びれもせず、そう言ってのけた。

私が黙っていると、逆に声を荒げてくる。

「男のくせに器が小さいのよ!」

「これは生活費だぞ。子どもの分も入ってる」

「仕方ないじゃない!あとじゃ買えないんだもの!」

あまりの言いぐさに、頭の芯が冷えていくのを感じた。ここで怒鳴っても無駄だ。守るべきは、家計と子どもの暮らしだった。

怒鳴らず、手を打つ

翌週、私は感情を抑えたまま、淡々と手続きを進めた。

すべての口座の通帳と印鑑を、自分の管理に移す。妻名義の家族カードも、その場で解約した。

決済ができなくなった妻は、青ざめて詰め寄ってきた。

「ちょっと、カードが使えないんだけど。私を信用してないの!?」

私は黙って、印刷しておいた引き出し履歴の束を、テーブルに広げた。

日付と金額がずらりと並んでいる。

「信頼を裏切ったのは、君のほうだ」

紙を目にした妻の顔から、見る間に勢いが消えた。

「これ、全部……」

言葉が、そこで途切れた。

何か言いかけては飲み込み、やがて口数が減っていく。

「後で戻すって言ったよな。じゃあ、この30万はどこにある」

妻は答えられなかった。視線がテーブルの紙の上をさまよい、肩がわずかに落ちていく。

「今後は、毎月決まった額の小遣い制にする。足りないなら、自分のパート代でやりくりしてくれ」

妻はうつむいたまま、しばらく動かなかった。それから、小さくうなずいた。

元に戻った家計

あれから、生活費に手をつけられることはなくなった。

妻は決められた小遣いの範囲で、変わらず好きな活動を楽しんでいる。

「今月の遠征、お小遣いの中でちゃんとやりくりしたから」

そう言って、レシートを見せてくることもある。推し活そのものを、私は止めるつもりはない。問題は、無断で家のお金に手をつけたことだった。

「これでよかったと思ってる」

そう伝えると、妻はばつが悪そうに目を逸らした。「器が小さい」と私をなじっていた頃とは、もう立場が違う。

家計の手綱を握り直した私と、小遣いの中で折り合いをつける妻。静かに、けれど確かに、関係は入れ替わっていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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