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「至急確認お願いします」上司への業務連絡を家族グループに誤送信。家族からのメッセージに心温まった

  • 2026.6.16
「至急確認お願いします」上司への業務連絡を家族グループに誤送信。家族からのメッセージに心温まった

 

指先が凍りついた魔の瞬間

その日は、朝からトラブル続きで息をつく暇もありませんでした。

「この件、早く決裁をもらわないと本当にマズい」

焦りがピークに達していた私は、スマートフォンを取り出し、上司との1対1のトーク画面を開いた……つもりでした。

急ぐあまり画面をよく確認せず、フリック入力で一気に文章を打ち込みます。

「至急確認お願いします。対応が遅れると全体に影響します」

送信ボタンを勢いよくタップ。よし、これでボールは上司に渡した。

そう安堵の息を吐いた直後、画面の違和感に気づき、心臓がドクンと跳ね上がりました。

画面の上部に表示されていたのは、上司の名前ではなく「家族」という見慣れたグループ名。

血の気が一気に引き、全身から冷や汗が噴き出します。やってしまった、完全な誤爆です。

既読が増える恐怖と温かなツッコミ

慌てて「今のなし!誤爆した!」と取り消しのメッセージを送ろうと指を動かしますが、時すでに遅し。

「既読2」「既読3」……。

メッセージアプリ特有のあの小さな数字が、チャカチャカと音を立てるかのように無情に増えていく恐怖。

普段は便利なはずの機能が、この時ばかりはホラー映画より恐ろしく感じられます。

すると、すぐにスマートフォンが震え、家族から次々と返信が届き始めました。

「え、誰に怒ってるの?」

「パパ、お仕事大変そうだね。お疲れ様(笑)」

「今夜は好物のハンバーグにしてあげようか?」

厳しい業務口調とは真逆の、心配とツッコミが入り混じった温かいメッセージの数々。

ホッとしたのと同時に、顔から火が出るほどの恥ずかしさが込み上げてきました。

職場のピリピリした空気を、そのまま家族の団らんに放り込んでしまった気まずさ。

スマホの画面を見つめながら、一人で赤面するしかありません。

それ以来、メッセージを送信する前には、必ず相手の名前を二度確認する癖がつきました。

手軽に連絡が取れるツールの便利さと、一瞬の油断で大怪我をする怖さ。そして、どんな時も変わらない家族の優しさを、同時に噛み締めた忘れられない出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

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