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カミラ王妃が「トゥルーピング・ザ・カラー」で披露するブローチ、その深い意味とは?

  • 2026.6.10

ロイヤルたちが所有し、身につけるジュエリーにはそれぞれ特別な意味があります。ロイヤルファンの多くは、そのことをよく知っているでしょう。それらのジュエリーには、キャサリン皇太子妃が愛用するもとはダイアナ元妃のものだったブレスレット、アン王女が数十年にわたって使い続けるブローチなどがあります。

2026年6月9日(現地時間)、バッキンガム宮殿で行われたイングランドの近衛歩兵第1連隊グレナディア・ガーズに新たな軍旗と連隊旗を授与する式典に出席したカミラ王妃の胸元につけられていたブローチにも、歴史的に重要な意味があります。

Pool

戦場でそれぞれの位置を明らかにするための「目印」でもあった軍旗と連隊旗は、すでに実際に使用されることはなくなっています。ですが、国と君主を守るというその任務に対する熱意を象徴するものとして、今も重要な意味を持っています。

各連隊には、ユニオンジャック(国旗)と連隊名が記された「軍旗(国王旗)」と、連隊の記章が描かれた「連隊旗」の2種類の旗(カラー)があります。君主の公式誕生日に行われる「トゥルーピング・ザ・カラー」のパレードは、各連隊がこれらの旗を掲げて行進し、君主への忠誠心を示す儀式。2026年は6月13日に開催の予定です。

AARON CHOWN

新たな軍旗と連隊旗を授与する儀式に出席したカミラ王妃がジャケットの胸元につけていたのは、グレナディア・ガーズの記章と同じデザインのブローチです。ダークブルーのエナメルで楕円形を縁取るように表現された「ガーター」と、ダイヤモンドがセットされた王家の紋章、王冠が描き出されています。

そして、近づいてよく見てみると、「ガーター」にはイギリスの最高勲章である「ガーター勲章」に記されているガーター騎士団のモットー「Honi soit qui mal y pense(悪意を抱く者に災いあれ)」の言葉が刻まれています。

カミラ王妃は数少ない特別な機会においてのみ、このブローチを使用することに決めているものと見られます。このブローチをカミラ王妃に託した亡きエリザベス女王も、1942年4月16日の誕生日にグレナディア・ガーズの名誉大佐に任命されると同時に、誕生祝いとしてこのブローチを贈られて以来、特別なジュエリーのひとつとして、このブローチを大切にしていました。

グレナディア・ガーズの名誉大佐に任命されたエリザベス王女(当時) Fox Photos
閲兵するエリザベス女王 getty images / Getty Images

エリザベス女王が生前、このブローチを繰り返し使用していたことは、写真家のセシル・ビートンが撮影した数々の写真からもわかります。それらの写真の中には、グレナディア・ガーズに送るクリスマスカードに使用されたものもあります。

また、女王は歩兵連隊を閲兵するときには必ず、このブローチをつけていました。もちろん、このブローチは即位した1952年以降、トゥルーピング・ザ・カラーのパレードに参加するときには欠かせないものでした。

Chris Jackson

2022年にグレナディア・ガーズの名誉大佐に就任したカミラ王妃はこのブローチを譲り受け、それ以降毎年、トゥルーピング・ザ・カラーのパレードには着用して参加しています。間もなく行われる2026年のトゥルーピング・ザ・カラーのパレードでも、お披露目されることになるでしょう。

Max Mumby/Indigo
Karwai Tang
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ロイヤルファミリーにとって、6月は特に忙しい時期。6日に行われたアン王女の息子ピーター・フィリップスとハリエット・スパーリングの結婚式の後、アン王女は叙勲式に出席。受章者たちをたたえました。

アン王女はこの後も、学生支援団体のイベントへの出席やセント・ジェームズ宮殿での晩さん会の主催、エディンバラ訪問が予定されています。また、チャールズ国王はイングランド東部のリンカンシャーを訪問することになっています。

From Good Housekeeping UK

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