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梅雨の6月がチャンス!【バラ】挿し木の基本手順と「抜いて確認NG」など失敗を防ぐ注意

  • 2026.6.14

梅雨の6月がチャンス!【バラ】挿し木の基本手順と「抜いて確認NG」など失敗を防ぐ注意

通常、6月は梅雨シーズンで気温が高く適度に雨が降って、バラがよく生長する季節です。天気は常に変化するので乾燥や過湿に注意し、バラを健やかに保ちましょう。バラの挿(さ)し木にぴったりの時期でもあるので、興味のある方はぜひトライしてみてください。

挿し木苗を人にあげるのはルール違反?

お気に入りのバラをもっと増やして、庭を華やかにしたいと思っている方におすすめしたいのが挿し木です。

6月は気温が高く、梅雨シーズンで適度な湿気もあるため、バラをはじめとする植物の挿し木に最適な時期。この機会に試してみてはいかがでしょう。

挿し木をする前に注意しておきたいことがあります。
市販されているバラのように、品種登録されている植物は種苗法に基づき、勝手に増やして販売・譲渡することは禁じられています。

厳しすぎると感じる方もいるかもしれませんが、友人やご近所の花仲間への譲渡もルール違反だと指摘される場合もまれにあります。

どうしてもとお願いされた場合は、枝を差し上げるだけにとどめて、あくまでも自分の楽しみのために行うのがいいでしょう。

花の咲いた枝から“挿し穂”を作る

挿し木をするためには、まず長めの枝が必要です。
花が咲き終わってすぐの、まだ次の芽が動いていない枝がぴったりです。
花がら切りが終わったあと引き続き、挿し木の作業に入るといいですね。

品種にもよりますが、40~50㎝ほどの長さに枝を切り、下葉をとり除いてバケツの水につけ、3時間以上吸水させます。

次にこの枝を10㎝程度の長さに切り分けて、挿し穂(さ挿し木をする枝)を作ります。
切る位置が重要で、必ずさし穂の頂上に5枚葉がくるようにし、その下に5枚葉か3枚葉がなるべくひとつ付くように調整します。

切り口は水平ではなく斜めにするほうが発根する面積が増えるので、園芸用のナイフで斜めに切り分けます。
ナイフがない場合は、よく切れる園芸用のハサミでもよいでしょう。

更に、挿し穂についている5枚葉、3枚葉のすべての葉をハサミで半分に切ります。
葉の面積が多いと、葉から水分が蒸散してさし穂が枯れやすくなるのでそれを防ぐために行います。

これで7~10㎝長さの挿し穂が数本できたと思いますが、さらにこれらを1~2時間水につけて吸水させます。

清潔な土に挿し穂を挿す

挿し穂を吸水させている間に、深さ15㎝以上のなるべく平らな鉢に鹿沼土の小粒を入れ、
水を2~3回、底穴から流れるまで入れ流して土を十分に湿らせておきます。

鹿沼土はホームセンターなどで簡単に手に入りますが、“挿し木用の土”などの名で市販されている用土を使ってもよいでしょう。
余計な栄養分を含まない、清潔な新しい土を使うことが大事です。

湿った鹿沼土に菜箸などで穴を開け、そこにさし穂の下の部分を3~4㎝程度入れ、手で土を寄せて押さえます。

最後にもう一度、挿し穂がぐらつかないように静かに水を与えて作業は終了です。
鉢は半日陰の場所に置き、以降は土の表面が乾いたら静かに水を与えます。

挿し穂を抜いて確かめるのはNG!

挿し穂は6月なら通常、3週間ほどで発根します。
うまくいったかどうか気になり、どうしても挿し穂を抜きとってみたくなりますが、これは絶対にやってはいけません。

また、ひんぱんに水をやりすぎると根が出にくいので、鉢土の表面が乾いたのを確認してから水を与えるようにしてください。

挿し木後1カ月以上たっても枯れずにいきいきとしていれば、土中の挿し穂から根が出ている確率は高いはずです。

1カ月半ほど経ったら、挿し穂の周辺からそっと掘り上げ、発根していたら小ぶりの鉢にバラ専用培養土で植えつけましょう。
根を傷めないようにていねいに扱うのがポイントです。

以降は日当たりのよい場所に鉢を置き、水やりと月1回の施肥を継続して苗を大きく育てます。

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