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「今日は帰りが遅かったんだね」別れたのに行動を見ていた元彼→「もう連絡しないで」と送ったあとの元彼の返事にゾッとした

  • 2026.6.13
「今日は帰りが遅かったんだね」別れたのに行動を見ていた元彼→「もう連絡しないで」と送ったあとの元彼の返事にゾッとした

数ヶ月ぶりの通知

アプリで知り合った彼とは、最初こそ仲が良かった。けれど私の仕事が忙しくなって、会える日はどんどん減っていった。

彼の家までは車で数時間かかる。会えない時間が積み重なって、結局、私から別れを切り出した。

仕事に没頭する毎日に戻って、彼のことなんてほとんど思い出さなくなった頃だった。

深夜、スマホが小さく光った。差出人は、別れたはずの彼。

「今日は帰りが遅かったんだね」

指先が止まった。なぜ、私の帰宅時間を知っているんだろう。

たまたまかもしれない。そう思い込もうとした。

「今日もお店、忙しそうだったね。元気に働いてた」

続けて届いた一文に、背筋がすっと冷たくなった。

私の職場の混み具合を、なぜこの人が知っている。返信できずにいると、追い打ちのようにもう一通。

「今日一緒に帰ってたの、友達?」

見られていた日常

スマホを持つ手が震えた。今日、私は同僚と途中まで一緒に帰った。その何気ない一場面まで、彼は見ていた。

数時間も離れた街に住んでいるはずの人が。

時計は午前一時を回っていた。エアコンは効いているのに、指先だけがやけに冷たい。

私は思わず、窓のロックを確かめに立った。

「どうして、私の今日の動きを知ってるの」

やっとの思いで打ち込むと、すぐに既読がついた。

「心配なだけだよ。ちゃんと見てるから」

見てるから、という言葉が、夜の部屋にぬめりと残った。窓の外に目をやる。

カーテンの隙間が、やけに気になる。いつもと同じ夜道のはずなのに、街灯の影が誰かの輪郭に見えて、足がすくんだ。

「もう連絡しないで」

そう送っても、返事はやまなかった。

「怒らせたなら謝るよ」「明日も仕事?」。私の毎日を、彼は当たり前のように追いかけ続けていた。ブロックをした。けれど別のアカウントから、また通知が灯った。

「無視しないでよ。せっかく見守ってるのに」

見守る、という言葉が、これほど怖いものだとは思わなかった。

彼の頭の中では、これはまだ恋の続きなのだ。距離も、別れも、関係ないらしかった。

鍵をかけ直した夜

翌朝、私は最寄りの警察署へ向かった。

届いたメッセージを一つずつ見せると、応対した係の人の表情が変わった。

「これは、記録に残しておきましょう」

勤務先にも事情を伝え、退勤時は一人にならないようにした。

家の鍵は補助錠を足し、帰り道のルートも毎日変えた。怖いと認めて、自分を守る側に回るしかなかった。

あれから彼の通知は途絶えている。けれど夜、玄関の鍵をかけるたび、指がもう一度ノブを確かめてしまう。

「ちゃんと見てるから」。あの一文が、今もどこかで光っているような気がして、私はカーテンの端をそっと留め直す。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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