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中島健人は「放っておくと止めどなく色気があふれ出す」?『ラブ≠コメディ』完成披露試写会で「ハーフドキュメンタリー」と作品を表現

  • 2026.6.11

2026年6月11日、映画『ラブ≠コメディ』(7月3日公開)の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催。上映後の舞台挨拶に、中島健人、長濱ねる、板谷由夏、塩野瑛久、今野大輝(B&ZAI)、光石研らキャスト陣と紙谷楓監督が登壇し、撮影時のエピソードや映画にちなんだトークを繰り広げた。

【写真を見る】麗司の相手役となる南風美里役を演じた長濱ねる

中島健人、長濱ねるら『ラブ≠コメディ』キャスト陣と監督が舞台挨拶を実施
中島健人、長濱ねるら『ラブ≠コメディ』キャスト陣と監督が舞台挨拶を実施

主人公の神崎麗司(中島)は“360度全方位イケメン”と称され、数々のラブコメ作品で主演を務めてきた人気俳優。だがラブコメ出演に飽きており、30歳を迎え重厚なドラマで評価されたいという想いを抱えていた中、またもや届いたのは王道ラブコメの出演オファー。相手役はアイドル・南風美里(長濱)と聞き反発する麗司だが、この出会いが彼の人生を大きく動かしていく。

本作を一足早く鑑賞し、感想を聞かれた中島は「本作はただのラブコメじゃありません」と答える。「ラブコメだと思って軽い気持ちで観始めると、途中でしっかりとした日本映画であることに気づいて。見た後の満足感も、ものすごい作品になっています。僕自身、撮影に臨む際はけっこうポップな気持ちでいたんですけど、紙谷監督が本当に骨太な日本映画に仕上げてくださって。改めて完成した作品を観させていただいて、自分も役者として、この映画に参加できて、本当に良かったなと感じました。これから本作をご覧になられる皆さんも油断しないでくださいね。ただのラブコメじゃありませんから」

“360度全方位イケメン”と称される人気俳優兼アイドル・神崎麗司役の中島健人
“360度全方位イケメン”と称される人気俳優兼アイドル・神崎麗司役の中島健人

長濱も同意見だそうで、「スポコン映画の側面もある作品です」と話す。「私も同じ印象で、熱血スポコンのような熱い側面を持った映画になったなっていうのが第一印象です。こんな時代だからこそ観ていただきたい、改めて熱くなれる、一生懸命頑張ることの美しさを伝えてくれる。そんな映画に仕上がっています」

【写真を見る】麗司の相手役となる南風美里役を演じた長濱ねる
【写真を見る】麗司の相手役となる南風美里役を演じた長濱ねる

中島と紙谷監督は、テレビドラマ「彼女はキレイだった」以来となる2度目のタッグ作品ということで、主人公の人物像は中島が演じることを前提に考えられたという。初めて脚本を読んだとき、中島は「これはハーフドキュメンタリーなのかな?」と感じたそうで、自分に近い役だからこそ、芝居にはアドリブをふんだんに取り入れたと話す。「それこそ僕も、現場ではかなり熱量を持って取り組むといいますか。この業界に入って18年間くらいになりますが、つねに同じスタンスで挑み続けているんですけど、びっくりするくらい脚本がこれまでの自分の人生を反映していて。それでいて、ドラマ的なフィクションの要素も半分くらいあったので、“これはハーフドキュメンタリー的な映画なのかな?”というのが、初めて脚本を読んだときの率直な感想でした。そんな自分に近い役だからこそ、脚本の中にも自分らしさを取り入れたくなって、アドリブで暴れまくりました。たぶん、これまでに出演させていただいた映画史上、いちばんアドリブ満載の映画になっていると思います」

紙谷監督によると、中島のアドリブ芝居は非常にナチュラルで、ついつい見入ってしまうほど素晴らしいものだったという。そのうえで“中島健人”が出過ぎてしまわないよう、その塩梅には細心の注意を払っていたという。「とにかくアドリブが多くて。そのうえでどのセリフも“これってもともと脚本にあったんじゃないか?”と勘違いしまうくらい本当に自然だったんですけど、“中島健人になり過ぎないように”という点に関してだけは、何度も注意した記憶があります。もうね、放っておくとどんどんあふれ出すんですよ、彼の色気と人柄の良さが。なのでそれだけは注意しました」

『ラブ≠コメディ』を手掛けた紙谷楓監督
『ラブ≠コメディ』を手掛けた紙谷楓監督

これを受けて中島が「僕がちょっとでもカッコつけようとすると、『ダメ!』『やりすぎ!』と紙谷監督から指摘が入るんですよ。たしか『彼女はキレイだった』のときも、僕がアドリブでサングラスをかけようとしたら監督が飛び出してきて。『なんでサングラス出すの!』と、めちゃくちゃ怒られましたよね」と返すと、客席からも笑いがこぼれた。

最後に長濱は、「皆さんに“エンタメっていいな”、“エンタメ作品って素敵だな”って思ってもらえたらとても幸せですし、私はこの作品をきっかけに、映画やドラマを作る側のお仕事に興味を持ってもらって。そうした道を志す人も出てきてくれるんじゃないか…というくらい、ものすごくパワーのある映画に仕上がっていると感じています。公開に向けて、私たちももっともっと頑張っていきますので、ぜひ皆さんも一緒に盛り上げていただけると嬉しいです」と、自信を持って作品をオススメ。

麗司の相手役となる南風美里役の長濱ねる
麗司の相手役となる南風美里役の長濱ねる

中島も、「今回こうして、僕自身のターニングポイントになったドラマでご一緒したことのある紙谷監督と再びタッグを組み、このように素敵な作品を作り上げることができて、役者冥利に尽きるといいますか。さらに主題歌をはじめ、作品に関わる楽曲も作らせていただいて、この映画にがっつり注力できたなという手応えを感じています。本当にこの作品には、日本中を元気にするパワーがあって。ラブコメのようでラブコメじゃない、観ているうちに元気が湧いてくるお仕事ムービーになっているので、ぜひ、大勢の方に『ラブ≠コメディ』をご覧になっていただきたいです。皆さん応援のほう、よろしくお願い致します」と熱く呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。

取材・文/ソムタム田井

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