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ねこは人類を救う! ねこがいれば全てがハッピーな結末に【書評】

  • 2026.6.8

【漫画】本編を読む

「誰もが知っている童話や昔話にねこがあらわれた! さぁどうなる!?」というスタートから急転直下、癒やし展開へ突入する『よっ!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)。

ねこは人類を救う。

おおげさに言うと、「浦島太郎とねこ」はそんな物語だ。

浦島太郎の昔話は多くの方が知っている通り、亀を助けた浦島太郎が竜宮城に連れられ乙姫たちと楽しく過ごした後、地上に戻るも、見慣れたはずの場所なのに、どこか様相が違っている。

そして、お土産で渡された箱を開けると、浦島太郎はおじいさんになってしまう…という、よくよく考えてみると、かなり悲劇的かつヘヴィーな話だ。

だが、もし浦島太郎がねこを飼っていたら、どうなったであろうか? ねこ自身に自覚がなくとも、人ひとりの人生を救ってしまう。それがねこである。

「花咲かじいさんとねこ」も同じだ。悪の道へ進みそうになった欲深いおじいさんを、ねこが止めたのは間違いない。そのおかげで欲深いおじいさんは、悪い結末を回避できたのではないだろうか。

ねこ自身にその気はなくとも、あるがままに生きて、さくっと人類を救ってしまう。それがねこの魅力。ねこってホントすごい。と感動させられてしまう「ねこ体験」、ぜひ読んでみてほしい。

文=雨野裾

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