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ノルウェー王室、王太子妃の容態について「非常に深刻」と正式発表 「できるだけ早く肺移植が必要」

  • 2026.6.6
メッテ=マリット王太子妃(Crown Princess Mette-Marit of Norway) Per Ole Hagen / Getty Images

2018年に肺線維症と診断されたノルウェーのメッテ=マリット王太子妃。肺が炎症や損傷で徐々に硬くなり、呼吸が困難になる病気で、完治は難しいとされている。最近、夫のホーコン王太子が病状が悪化していると記者にコメントし、マスコミを賑わせていた。その直後に王太子は訪日の日程を4日から3日に短縮、王太子妃の健康状態が理由だと説明した。またシドニー大学に留学中の第一子、イングリッド・アレクサンドラ王女も急遽帰国した。王太子妃の容態がいかに悪化しているかを物語っているとヨーロッパマスコミがざわつく中、王室が正式に声明を発表した。

スヴェレ・マグヌス王子(Prince Sverre Magnus)、メッテ=マリット王太子妃(Crown Princess Mette Marit)、イングリッド・アレクサンドラ王女(Princess Ingrid Alexandra of Norway)、ホーコン王太子(Crown Prince Haakon Magnus of Norway) Per Ole Hagen / Getty Images

王室は「王太子妃の容態は深刻だ」とコメント、「医療的な検査の結果、できるだけ早く肺移植を受けられるよう待機者リストに登録された」と説明している。王室は昨年12月に、王太子妃に肺移植が必要かを判定する検査を始めたことを発表していた。

王室は王太子妃が公務を控えるとコメント、「手術を待つ間、王太子妃は通常通りの業務や公務を行えない」と説明している。王太子夫妻は今年で結婚25周年を迎える。8月には銀婚式の祝賀行事が予定されていたが、それも延期される。また王太子妃は9月に地方を訪問する予定だったが、参加しない。

メッテ=マリット王太子妃(Crown Princess Mette Marit)、ホーコン王太子(Crown Prince Haakon Magnus of Norway)、イングリッド・アレクサンドラ王女(Princess Ingrid Alexandra of Norway) Rune Hellestad - Corbis / Getty Images

王室は、王太子をはじめ家族のスケジュールも変わるとしている。「王太子は手術までの間、王太子妃とより多くの時間が過ごせるよう今後のスケジュールを調整する」。王太子は王太子妃の手術に控えて海外での仕事を制限、国内であってもあまり遠くへはいかないと王室は説明している。そのため、6月13日(土)に開催される予定のスウェーデンの国王夫妻の金婚式の祝賀行事も欠席する。

イングリッド・アレクサンドラ王女(Princess Ingrid Alexandra of Norway) Rune Hellestad - Corbis / Getty Images

また第1子のイングリッド・アレクサンドラ王女もノルウェーに戻る。今後の学業が気になるところだが、王室は「2026年の秋学期は、シドニー大学とオスロ大学の間の交換留学生になる」と説明。オスロ大学で勉強することになると見られている。また第2子のスヴェレ・マグヌス王子は「予定通り秋学期からヨーロッパに留学し、状況に応じてノルウェーに帰国する」という。手術に向けてロイヤルファミリーの生活に大きな変化が現れそうだ。

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