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「夜遅くに洗濯機を回さないでくださいね」丁寧な口調で文句を言う隣人。だが、娘が折り紙を折った時の隣人の言い分に絶句

  • 2026.6.6
「夜遅くに洗濯機を回さないでくださいね」丁寧な口調で文句を言う隣人。だが、娘が折り紙を折った時の隣人の言い分に絶句

最初のクレームは丁寧な顔で来た

新築のマンションに引っ越して半年。隣に住む50代の女性が、ある朝にこやかな顔でうちのインターホンを鳴らした。

「夜遅くに洗濯機を回さないでくださいね」

言われたのは夜の十時すぎに一度だけ回した日だった。気をつけますと頭を下げ、それ以降は夜の家事を全部やめた。

共働きで疲れた帰宅後でも、洗濯は朝に回すように生活ごと組み直した。新築マンションでの新生活は、最初の一週間で別の形に変わっていった。

ところがクレームは止まらなかった。

休日の朝九時に掃除機をかけただけで「非常識だ」とインターホン越しに告げられた。

普通に廊下を歩いただけで「足音が響いてますよ」と呼び出された。

スリッパは厚手のものに替え、家の中ではつま先立ちで歩くようになった。それでも訪問は止まらず、毎週のように朝の予定が崩されていった。

壁を叩く音と、夕方の折り紙

決定的だったのは、夕方の出来事だった。

五歳の娘とリビングで折り紙を折っていた、ただそれだけの時間。

突然、壁がドンッと強い音で叩かれた。

娘が怯えて飛び上がる。慌てて玄関を開けると、隣の女性が腕を組んで立っていた。

「さっきからバタバタうるさいんですけど!」

折り紙をしていただけです、と説明しても聞く耳がない。

子どもがいる時間帯に音を立てるな、の一点張りで、最後はドアを乱暴に閉めて帰っていった。

娘は泣き出し、夫が帰宅するまで部屋の真ん中でじっとしていた。

翌日、管理会社に経緯と日付をまとめて伝えた。担当者が間に入ってくれた結果、直接のクレームは止まった。

気遣いグセだけが、ずっと残った

それでも廊下で顔を合わせるたび、彼女は無言でこちらを睨んでくる。

挨拶をしても返事はなく、視線だけがずっとついてくる。

引っ越しから三年が経った今でも、私は家の中で常に足音を気にしている。

皿を置く音、椅子を引く音、娘が走り出しそうになる気配。全部が反射的に体を縮ませる。あの一年で染みついた癖は、もう抜けない。

誰もクレームを言ってこなくなった家の中で、私だけが当時の壁の音を覚えている。そっと暮らすことが、いつの間にか日常になっていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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