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自分の新たな一面を知るキッカケに。中元日芽香さんの妊娠・出産ストーリー

  • 2026.6.8

ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「私の妊娠・出産ストーリー」。昨年第一子を出産したananフェムケア委員会のメンバー中元日芽香さんに、妊娠・出産を通じて感じた想いを聞きました。


Profile

お話を伺った方

中元日芽香

なかもと・ひめか 1996年4月13日生まれ、広島県出身。ananフェムケア委員会。2011年より6年間にわたり乃木坂46のメンバーとして活躍。グループ卒業後は、心理カウンセラーとして活動中。著書に『なんでも聴くよ。中元日芽香のお悩みカウンセリングルーム』(文藝春秋)など。

赤ちゃんと過ごす中で母親になった実感が

昨年11月に第一子となる女の子を出産した中元日芽香さん。初めての妊娠・出産は、戸惑いの連続だったという。

「つわりは軽かったのですが、精神面のアップダウンが激しくて。自分の中に別の命が存在しているという不思議な感覚にもなかなか慣れず、陣痛の恐怖感や出産後の生活はどうなるんだろうといった漠然とした不安がありました」

その気持ちを妊婦健診で助産師さんに相談すると「あなたの性格から考えると、産後ケアやベビーシッターについて調べておくといいよ」とアドバイスされたという。「事前にリサーチすることで不安が和らぎました。また『旦那さんにも不安な気持ちを伝えた方がいいよ』と言ってくださって。夫は私の心境の変化に気づいていなかったので『話してくれてありがとう』と受け止めてくれました」

赤ちゃんと初めて対面した瞬間は感動しつつも意外と“冷静”だったという中元さん。退院してからは授乳やおむつ替えなど、お世話に追われる日々が始まった。

「一日があっという間。でも、寝ている顔を見るとかわいくて本当に癒されます。出産直後は自分が母親になったという感覚をすぐには持てず、一緒に過ごす中でお母さんになったんだという実感が強く湧いてきました」

一方、産後はホルモンバランスの変化もあり、気持ちの落ち込みが激しかった時期も。4月からは保育園に子供を預けて、本格的に仕事復帰を果たしている。

「とはいえ体型も戻りきらず、抜け毛が増えたり、肌に赤みが出たりしていて体の変化を日々感じています。また、子供が保育園に通い始めてからは仕事に集中できる半面、寂しいという気持ちも。この複雑な気持ちについてAIに聞くと『感受性が強くなっている』と回答が。意外にもAIが良い相談相手になってくれています」

心理カウンセラーとして多くの人の悩みに向き合ってきた中元さんにとって、妊娠・出産の経験は仕事においても視野を広げてくれているという。

「妊娠中、周囲の方々から『生まれてくるのが楽しみだね』と声をかけていただいたりしていました。もちろん楽しみでしたが、不安も大きかったので、“楽しみ”だけではなかったのも事実。妊娠・出産の過程に複雑な気持ちがあるように、物事にはさまざまな側面があり、一人ひとり感じ方が違うのだと身をもって知りました。また、その時どきで自分が感じたことが正解であって、“こんなふうに感じてはいけない”と制限を設ける必要はないんだと思えました。今年30歳になりましたが、妊娠・出産を通じて自分という人間の新たな一面を知ることができたように感じています」

写真で振り返る妊娠・出産のあれこれ

自分の新たな一面を知るキッカケに。中元日芽香さんの妊娠・出産ストーリー
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妊娠8か月の頃。「経過は順調だったので、乃木坂46の同期だったメンバーと食事に行ったときの一枚」。妊娠中は自動車教習所に通って免許を取得するなど、アクティブに過ごしたそう。

自分の新たな一面を知るキッカケに。中元日芽香さんの妊娠・出産ストーリー
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妊娠2か月頃のエコー写真。「手を顔の横に当てている様子が見えて、チャーミングだなぁって(笑)」。

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生まれた翌日。上のエコー写真と同じく手を顔の横に当てるポーズをしていて、「お腹の中にいたときと一緒だ! と愛着を感じました」。

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生後4か月。「少しずつ外に出られるようになり、世界が広がりつつあります。桜の花をじーっと見つめていました。生まれて初めてのお花見ですね」


取材、文・音部美穂

anan 2497号(2026年5月27日発売)より

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