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【看護師あるある】親戚「心臓痛いねんけど」私「病院行ったら?」返ってきた答えに「どうしろと(泣)」

  • 2026.6.1

職場や親戚付き合いの中で、つい専門職の人に「少しだけ聞きたい」と健康相談をしてしまった経験はありませんか?
実は看護師にとっては、“無料相談”のようなやり取りに困っているケースは少なくありません。
今回は、看護師として働く筆者が、親戚や周囲から繰り返される健康相談に悩まされた出来事をご紹介します。

画像: 【看護師あるある】親戚「心臓痛いねんけど」私「病院行ったら?」返ってきた答えに「どうしろと(泣)」

「ちょっと聞きたい」が止まらない

これは、私が看護師として急性期病棟で働いていた頃の話です。

看護師をしていると、患者さんだけでなく、親戚や知人からも健康相談を受けることが増えていきました。

最初は
「少し聞くだけやから」
「病院行くほどかわからへんし」
という軽い相談です。

しかし、一度話を聞くと終わりません。特に多かったのが親戚からの電話でした。
ある日、親戚から突然こんな電話がかかってきます。

「1週間くらい前から心臓が痛いねん」

驚いて「病院行った?」と聞くと、

「昨日行った」と言うのです。

「じゃあ先生に診てもらえたんやね、なんて言ってた?」と聞けば、

「胃カメラ検査やから心臓なんて見るわけないやん。先生忙しそうやったし心臓痛かった話は言いにくかった」

と言われました。さらにスマホで調べた病名を並べながら、

「これちゃうかな?」
「心臓病やと思う?」

と聞かれ続けました。

何を答えても怒られる状態に

私は看護師です。看護師は医師とは違い予想はできても診断はできません。また、たとえ医師だとしても診察も検査もせずに病気を判断することはできません。

そのため、「気になるなら、一度病院で検査してみないとなんとも言えないかな。心配だから病院に行ってみて」と優しく伝えました。

すると返ってきたのは、

「昨日行ったのにまた行けって言うんか!」
という怒った声。

逆に、「じゃあ少し様子見てもいいんじゃない?」
と答えると、

「私がどうなってもええんか!?」
と不安になって怒り始めます。

最終的には、

「あんたに相談しても不安になるだけや!」

と言われて電話を切られることもありました。
しかし不思議なことに、数日後にはまた似たような健康相談の電話がかかってくるのです。

「看護師なんやから」が重荷になった

さらに同時期、別の親戚からは、

「息子が落ち込んでて体調がおかしい」
「俺も心臓が痛い」
「どうにかしてくれ」

と連絡が来たこともありました。

しかし、私にできるのは
「病院へ行ってください」
と伝えることだけです。

看護師は医師ではありません。

診断もできませんし、無責任に
「大丈夫」
と言うこともできません。

何を答えても不安になられ、時には怒られる。

その状況が続き、私はついに、

「私は医者ではないし、責任も取れない。気になるなら病院へ行って」

と、健康相談を断ることにしました。

すると、

「冷たい人間やな!」

と怒鳴られ、

別の親戚からは泣かれる始末。
それでも後日、また電話はかかってきました。

“少しだけ相談”が負担になることも

そのため、私は親戚からの電話は全て断ることにしました。

親にもそのことを話し、私を求められても要件を先に聞いてもらう、また忙しいと断ってもらうようにしました。
するとだんだんと電話自体くることがなくなりました。

医療従事者の身内がいると、つい
「少しだけ聞きたい」
と思ってしまうことはあるかもしれません。

しかし、医療の判断には責任が伴います。専門職だからこそ、軽々しく答えられないことも多いのです。

善意で相談に乗っていても、いつの間にか“24時間対応の無料相談窓口”のようになってしまうこともあります。

「専門職の家族だから大丈夫」
と頼り切るのではなく、本当に不安な時はきちんと病院で相談することが大切だと思います。

ただ看護師としての本音を言うなら、「検索や相談をする前に、お願いやからまず病院へ行ってくれ〜!」

その一言につきるかもしれません。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Anne.R
看護師として9年間、多くの人生に寄り添う中で「一人ひとりの物語を丁寧に伝えたい」とライターの道へ。自身の家づくりやご近所トラブルの実体験に加え、現在は周囲へのインタビューを通じ、人間関係やキャリアなど女性の日常に寄り添った情報を発信している。

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